先週、夕方から夜、温暖な当地にも雪が降りました。
うちの骨折ムスコは習い事の帰り、仕事帰りの父の車に拾われてぬくぬくと帰宅するはずでしたが…。

母「お兄ちゃん遅いねえ。」
携帯「プルルル…」
ムスコ「母ちゃん、俺ら、帰り遅いから。」
母「？？」

夫は常日頃エコドライブを実践しております。
その日もいつも通り、信号待ちで調子よくエンジンを切ったところ、なんとエンジンがかからない！！

そういやあ、この前の点検で「バッテリーが少し弱っています」って言われたっけな〜、っていうか、片側３車線×２車線の交差点で立ち往生ってどんだけ世間の迷惑なんですかっ！！

そして、「助けを呼んでくるっ。」とぼた雪が降りしきる夜の車道に、よりによって迷彩柄の上着とズボン松葉杖のムスコが降り立ち、最寄の日産の支店まで濡れながら走ったのでした。（よく事故らなかった）

さて、エンコしたのはダイハツの軽自動車でした。
飛び込んだのは日産。
我が家は日産ともお付き合いがあるのですが、あいにくなじみの営業さんは不在、「車が動かなくなりましたっ。」「車種は？」慌てたムスコは「ミ…ミラージュ…だったかな…」

おいおい、それじゃ三菱車、しかも古っ！！


でも、たまたま対応してくれたエンジニアさん、ものすごくいい方でした。
雪に濡れながら軽を押して路肩に寄せ、バッテリーの応急手当てをしてくださり、ふたりは無事帰宅できました。

後日、菓子折りを持って夫が支払いに行きましたが、明るいところで顔を見れば、顔見知りのメカニックさんだったそうで、お金はとられなかったということでした。

他にも、助けを待つ間に通りすがりのおじさまが牽引を試みてくれたり、世の中まだまだ捨てたもんじゃありません。

それにしても、いまだにその弱ったバッテリーで走り続けるうちのパパっていったい…。