昨夜、また大きな地震がありました。

前回に引き続いての大きな揺れ、津波警報、避難、停電…
被害の続いた地域の皆さまがお気の毒でなりません。

我が家では、大きな揺れが長く続いたと感じましたが、発表では震度３。
特に落下したもの、倒れたものも無く、気分が落ち込んだだけですみました。


先月から続くこの天災（原発事故に引き続く被害は人災だ、との発言もありましたが）で色々考えさせられました。

遠く離れた地での被害に対しては、一般市民としては直接はお手伝いし難い。
募金をしても、未だ配分を調整中、となかなか現場には届かない。
物資を送りたくとも個人の細々した荷物では却って人手を煩わせてしまう。

いろんなところで様々言われているように、個人ができることは、募金・節電・買いだめをしない、くらいです。

そして、誠実に日常を生きる、このことがすごく遠回りでも結局被災地の助けになるのでは、と思いました。

なるべく健康でいる、お薬は本当に必要な人に行き渡るように、救急車は本当に急を要する人が使えるように、医療・救急の現場の方が力を蓄えていざという時に疲れ果てていないように。
もしも自分が避難する立場になった時に、一人で移動できるよう、足腰を鍛えておく。
無駄使いはダメだけど、必要な消費は、それで生活している人のためにも、消費して購入・利用する。

祈ることしかできない自分が情けないですが、本当に、余震が収まること、福島の原発事故が収束して農業・漁業・生活が元に戻ること、捜索・復旧活動に携わる方々が健康を害することがないこと、避難されている方々も健やかに暮らしていけること、これらを心から願っています。

ノウテンキな内容に気分を害される方もいらっしゃると思いますが、ささやかな毎日を更新して行けたら、と思います。






（昨年秋、大根を収穫しに行った農園の畑のふかふかの土を走る子どもたち。）