この本、読みました。けっこう暗い話も、好きなので、面白いと感じました。実話に、基づいているのですね。
池澤夏樹さんの解説によると「過激なフェミニズムの小説」ということですが、ああ、そうかもと思いました。フェミニズムのことは、あまり知りませんが・・・

「あれ？ちょんまげぷりんの子役じゃないの？」と思ったらやっぱりそうだった！
やはりあの「おバカっぽい、子役っぽくない、田舎くさい」雰囲気の福ちゃん。
あんまり見られてないけど、彼の成長には期待したい。もう一人の女の子？は、
一時ブームとなった可憐ちゃんとか大橋のぞみちゃんみたいに消えないで
出続けてほしいな〜と思います。しかし、サダヲはやっぱりすげーなぁ。

堺雅人主演で映画化します。これ読むと、壬生義士伝といいスバルといい
「浅田さんの書き口っていつもこれやん」と思ってしまうけど･･･。話自体は
なかなかです。淡々と進む印象もあるので、映画で緊迫感とかが出てくれると
いいんじゃないかなと思います。堺さんがこの役なのは不思議で、中村獅童が
あの役なのは「はまり過ぎ」。ユースケも･･･無難キャストでお送りの模様だ。

ＮＨＫドラマはこれを元に「ＴＲＡＯの塔」を作ったね、という感じです。
私の中ではドラマが専攻したから、少し物足りない気はしました。でも
やっぱり
万人がこうだったら世界は成り立たないので（笑）、クリエイティブ系とか向け
って印象は否めないです。言葉の使い方が強烈なので「もっと認めて」的な
願望とかジレンマのある人は、読むべき。私はその壁は越えた（と思いたい）。

幸運にも転職先の職場に恵まれ、かつて経験したことのない楽しさ＆興味深い
飲み会を体験しました。アルコールは飲んでないけどね。上司の一人が、
登山に関するアルファブロガー（影響力のある人の意）で有名であるとか、
「携帯を捨てよ町に出よう」という名のブログやってる人がいたとか、いろいろ相談できる優しい人もいて、マジで幸せだっ、と思いました。

全曲全楽器を吉井さんが演奏！そして本人インタビューによれば、「イエモンも
ヨシイロビンソンも、影響を受けたアーティスト全部の要素が詰まってる」ってな
すごいアルバム。今日やっと聞けましたが、確かに！新しい吉井さんやら
イエモンの懐かしさやらブルース（完全にボブディラン）やらのメロディーが混在、
歌詞もパンチの効いた一枚。短調が多めだけど、最期の曲にＫＯ。ヘビロテ！

マイバックページに「これで僕たちも三島由紀夫になれる」という台詞があり
読書「昭和45年〜」でも三島の【ただの文筆家にあらず】というところを知って、
丁度「角川シネマ」にて06年に発見されたという「憂国」を見てきました。
市谷駐屯地でやりたかったこと、というか三島はこうやって死にたかったんだね、
という作品。話は別としても、画はきれいだし感受性の豊かさが現れていて名作。

死亡説が流れるほど更新してませんでしたね（笑）。皆さんお元気ですか？
自宅でＰＣ開くのが死ぬほど面倒なくらい働いていたというか忙しかったというか
いいろいろあって日々のアクセス数も見てませんでした。本も全然読めてへん。
きょうはちょっと頑張って、いろいろ思い出しながら書きますんで･･･

マイ・バック・ページは来週見に行くぞ〜

小山龍介さんと共著で「〜HACKS!」シリーズを出している方の本。アイディアの
発想法から企画書作成・プレゼンまでの基本と著者流のコツを紹介してます。
ゼロからスタートの人には抽象的すぎ、でも実務経験を積んでる人にしたら
「う〜ん、この程度か」と思わなくもないレベルです。日経アソシエとか
読んでたら出てくる程度。でも改めて整理してある、という意味では良書かも。

当サークルのメンバー様は「なんでこんなにDVD見たり本読んだりできるの？」
とか「こんな時間に更新してるってロビンは何者？」と感じていたのではと
思っています。これまでは在宅メインの物書きだったので、比較的自由に
時間を使えたのですが、この度、転職して会社勤めに戻ることになりました。
来週から、更新頻度は落ちるかもしれませんが、今後とも当サークルをよろしく！