雨の音で早朝三時に目覚める。
エアコンはタイマーで切れていたんだけど雨のせいで涼しいかも。
今日は嫁さんは休みで母親は９時にデイサービスが迎えに来る。
一週間でも割りと楽な曜日だ。
そんな土曜の朝に昔の彼女との別れの夢を見て目覚めるなんてな・・・。
最近交通事故に会う夢をよく見る。大事故じゃなく、
壁に擦ったり電柱にぶっ買ったり前の車にオカマほったり・・・
ネットで調べたら過去の別れた女性問題が綺麗に終わっていない人によく現れるんだとか。
もう１０年近く前で思いは塗り込めたつもりなんだけどな。

☆彡

どうしようもなくグダグダで女々しくて情けない、
そんな終わりだったよね俺たち二人。
どこから見ても綺麗な終わり方じゃなかった。
それもこれもみんな惨めったらしいおいらのせい。
結末の付かない宙ぶらりんの、
どうしようもない結末しか待ってない先行き。
何もかも捨てて最後の恋に飛び込む勇気がなかった俺。
現実を柵を綺麗サッパリ捨て去ることができない俺、
新たな日の指す方に向かって歩いて行く彼女、
勝ち目は最初から決まっていたようなもんだ。
度胸の座り方が純情じゃない。彼女は本気で生きていた。
愛だ恋だ、好きだ惚れただで図れるようなもんじゃない。

「泣かないで、泣かないで私の恋心、
あの人はお前には似合わない・・・」