今しがた大阪市内の警察からの電話・・・

「◯◯さんって言う老婦人はご存知じゃないでしょうか？」と。
それは母親が生前親しくしていたお婆さんで、
確か生涯独身で、若い頃は大阪の新地でママさんをやっていたとか。
かなりの高齢で、大正生まれ。大正最後の年だとしても９２歳。
それが迷子になって街を徘徊していたと・・・
その老婦人の詳細はぼくもあまり知らないので、
家が何処かとか、世話になっている人が誰かだとか、
そんなことは何も知らない。
で、
警察の人も困っているのが電話口でもわかるので、
ぼくの姉なら少しはその老婦人の詳細が判るかもしれないので、
そちらに電話して聞いてくれないかと電話を切った。

子供も居ず、おそらく親戚縁者との縁も薄いと母から聞いているので、
公的な機関で世話をしてもらうしかないだろうな、と。

でも、電話を切ってもなんか後味の悪い気分だけが今も残っている・・・