年金額等の自動改定の方法

改定方法には
『原則的な改定』と『マクロ経済スライドによる改定』平成26年度までは[物価スライド特例措置に基づく特例水準による額]が優先して支給。
※調整期間中『マクロ経済スライドによる改定』
国年の付加年金及び死亡一時金は、自動改定の対象外。

年金額の改定に関する基本規定
国年…年金の額は、国民の生活水準‥‥
厚年…年金たる保険給付の額は、国民の生活水準、賃金‥‥‥

本来水準による額と特例水準による額(平成26年度限度額)
国年
老齢基礎年金(満額)
本来水準…780900×改定率
◎特例水準…772800(≒804200×0.961)

厚年
障害手当金の最低保障額…一時金のため、特例水準による額 適用なし

原則的な改定
物価変動率が名目手取り賃金変動率を上回る場合には、例外的に受給権者の年齢にかかわらず、すべての受給権者の年金額等が、同じ水準によって改定される。

マクロ経済スライドによる改定
『被保険者数の減少』及び『平均余命の伸び』(※現在は、まだ機能(発動)していない)
調整率…被保険者数の減少率と平均余命の伸び率(0.997)を合わせた率

特例水準による額の保障
平成26年度まで
平成12年改正後の額×物価スライド率
804200×0.961
特例水準による額と本来水準による額との差は、0.5%

保険料のまとめ
国年の保険料額
現在の保険料【平成26年度】
16100×保険料改定率(0.947)≒15250
引き上げ額…基本額を280円ずつ
最終保険料…【平成29年度以後(基本額固定)】16900×保険料改定率

厚年の保険料率
一般の被保険者…17120/1000
引き上げ率…一般3.54/1000
最終保険料…【平成29年度以後(固定)】
被保険者の種別不問 183/1000

保険料の負担・納付義務・納付期日

厚年
高齢任加① 同意なし
義務…被保険者本人
負担…全額自己負担

第４種
義務…被保険者本人
負担…全額自己負担
納期限…当月10日

まとまって投稿出来ればいいのですが、少しずつですみません。
試験まで、２ヶ月と少しですね。
やる気がでなくて、学習の出来ない日がちょっと多くなってきました。

来週の29日は、２回目の模試です。
無駄にしない様に頑張らないとですね。