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奇跡をくれた犬たち

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公開 メンバー数:8人

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  • from: きなこさん

    2011年10月18日 08時13分17秒

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    うろついている犬は、体重が十キロくらいの小柄な中型犬で、痩せていた。耳はピンと立ち、尾は背中に向かってクルリと巻いている。短毛で、毛色は全体に白く、背中と尾の付け根、そして両耳の付け根あたりに黒い斑点が入っていた。

    「どこの犬かなぁ」

    初めて見る顔だ。距離があるので色までは確認できないが、首輪をつけている。

    このあたりは農家が多く、ほとんどの家が番犬として犬を飼っているが、その管理はずさんな犬が多い。予防注射を打ったり、フィラリアの薬をのませなければならないことなどを知らないうえに、日々の散歩が面倒で放し飼いにしておくことが多々あるのだ。

    こんな状況をさらに助長しているのは、犬のことを学ぼうとしない意識と、昔ながらの悪い風習だと思う。

    2年前、私はこの昔ながらの悪い風習を支える恐ろしい言葉を姑の口から聞く。当時、姑は72歳だった。

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