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from: きなこさん
2012年01月14日 01時53分25秒
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次に、年下の犬の飼い主は、愛犬の頭を軽く自分の股の間においてはさむようにし、年上の犬にお尻を向けさせよう。
ここまできたら、年上の犬がまず年下の犬のお尻のにおいをかぎ、その次は逆にして年上の犬のお尻のにおいを年下の犬にかがせるのだ。この時に自分の愛犬が唸るなどの攻撃的な態度に出たら、飼い主はすかさず叱らなければならない。これが、人が仲介(ちゅうかい)に入ったあいさつのさせ方であるが、かんちがいしてはいけないのは、これをしたからといって必ず仲良くなるというわけではない、ということである。
私たちにだって、どうしても気が合わない、またはそりが合わないといった相手が一人や二人はいるだろう。私たちは、知能の高い人間という種(しゅ)で、しかも大人だから、そういう相手にもし出会ったとしても、あいさつぐらいはできるものだが、もし、毎日毎日お茶でも飲んでコミュニケーションをとらねばならなくなったら、きっとお互いがノイローゼになるはずだ。犬もまったくそうである。どうしてもそりの合わない相手はいるものだ。仲良く遊んでもらいたいという飼い主の願いもわかるのだが、無理は禁物(きんもつ)、少しは犬の気持ちも優先させてあげよう。犬同士のそりが合わないからといって、飼い主同士の仲まで悪くなるといいことはないのだから。icon拍手者リスト
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