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from: 畳表ドラ猫さん
2011年11月15日 15時21分47秒
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漫談調
知らない間にめるろ〜さんは去ってしまった。こんなことならもっと酒盛りをしておけばよかった、と思ったが、思い返して見れば、彼との酒盛りは二度とも、酒を飲むのを忘れ、食べることも忘れて、ひたすらしゃべくっていた。酒屋の主にはつまらない客だったことは確かだ。なんせ食べず、飲まず、延々と話し合っている。
思い出したように時々飲むが、それもほんの少し、たまに口にする程度だ。で、何を語ったのかといえば、それはよく覚えていない。
彼は後に、他の誰かに聞き役だったと言い、僕は僕で、彼の話をひたすら聞いていただけだという記憶がある。お互い、プライドがとても高いのだ。
二回しか会わなかったから、昔話といってもほとんどない。わずかにお互いの思考経路を察知してグルグル頭を巡らせたのみだ。心残りだからここ、沙羅さんが始めたコミュで、思考の残滓をかき集めて、めるろ〜さんに捧げよう。-
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コメント: 全14件
from: 畳表ドラ猫さん
2011年11月18日 21時56分15秒
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「漫談調」
哲学者が哲学に対して固有のイメージを抱くのは当然だ。彼もしくは彼女の哲学があり、それらは表明されなければ知られることもない。
中山みきのように御宣託を述べる宗教家にも哲学はある。しかし人間救済の目的をもって何かを表明しているのだから、それは結局、神様のことを語っているだけだ。そして多分、これがいちばん楽なのだ。
人間について語るとなると、神秘だといって闇の中へ葬ったりしてはいられない。沈黙は金だとか、秘すれば花だとかは円滑な人間関係のための処方箋としては有効だろう。嘘も方便だとか、その他色々そういった人間関係に対する工夫は必要だ。
しかし哲学となると、個人的事情から、たとえ強くひきつけられた事象を中心にして、人工衛星のように同じ場所をくるくる回っているにしても、記述方針や記述意図について考えられなければ、哲学の宗教化といってよいようなご宣託によって、哲学を僭称する運びとなる。
僕はこういう意地悪な言い方をして、記述方針や記述意図が大切だとわざわざ述べるのである。それはなぜかといえば、根拠が述べられない思想の表明に会えば、人は思考停止するのが常だからだ。共感を強要されても、共感できないものはどうしようもない。
世界が複数あるように、宇宙も複数あるだろう。どれくらいあるのかは誰にも分からないところだ。しかしそんなことはどうだってよい。何が述べられても問題はない。執筆の意図と、草された文章があれば、判断や測定、分析は容易くなるのだ。
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from: 沙羅(Sarah)さん
2011年11月18日 20時01分02秒
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「Re:Re:Re:漫談調」
宇宙を成している人は、実にさまざまな人達からなるでしょう、、、
何も、政治に関わっている人達<官僚?という名前で呼ばれる人達だけが?>宇宙(世界)を成しているのではないと思うのですね。
哲学は、確かに、、政治という分野も含むでしょう、、しかし、
哲学 を語ろうとする 場(空)において、、、やはり一部話題なのでしょう。
それが どうのこうの、、という判断は別として、、、
そういえば、サルトルという哲学者が、フランス一般で、捕らえられているサルトルの位置というのが、あるのですよね。
そのような一般人の持つ、サルトルという哲学者の位置です。彼を あそこまで政治に傾けた 原因はなんだったのか?
という事を 分析するという事なんでしょうね。そのようなデイベートは、テレビで良く話されますから、、
マ!時たま、サルトルの政治への関与の仕方や存在を語るよりも、
サルトルやボーボワールが、一緒のお墓に入っている事に感動する人達もいれば^^
又、 残された伴侶達が、彼らの遺品から、メルローポンティーとの交わした書簡を発表したり、
彼らの思考や哲学の亀裂といったものを、両哲学人の交わす書簡から感じ取る事ができる 後世代に繋がる、哲学を勉強する人達の存在ですか、、、
どちらにしても、自分の存在性は、 他者を含まないと、存在できないと思うのですね。
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from: 畳表ドラ猫さん
2011年11月18日 18時50分23秒
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「Re:Re:漫談調」
僕としては政治・経済の話と、哲学の話は切っても切れません。それはあたかも、車がどういう訳で動くのか、という話と、どういう車を作って走らせているのか、という話の関連こそ、僕に重要なテーマとなっているからなのです。官僚を働かせるための法だとか、政党政治を理念型から政策型へ、といったような話にこそ、哲学が必要で、実践哲学としての政治哲学を考えたいのです。ですから、これからもそういう話を書きます。
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from: yeshangさん
2011年11月18日 14時03分13秒
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「Re:漫談調」
政治・経済に関するお話は「皆の政治」のサークルがありますので、そちらに出されたらいかがでしょうか。
結構、賛否が出ると思います。
私としてはいろいろと関連しての意見は有りますが、ここでは述べません。
「皆の政治」のサークルのURLは下記の通りです。
http://www.c-player.com/ac60242/message
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from: 畳表ドラ猫さん
2011年11月18日 10時47分42秒
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「漫談調」
僕は小沢一郎を支援しているが、マスコミ他による長年の中傷キャンペーンによって、彼を嫌いになっている人もいるだろう。そういう人に薦めたい討論会がある。注目して欲しい。
http://blog.nicovideo.jp/niconews/2011/11/018311.html
http://nicofarre.jp/smarty.php?tmpl=access.html&sctn=access
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from: 畳表ドラ猫さん
2011年11月18日 09時55分37秒
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「:漫談調」
権力者は戦争刺激経済によって災難を増そうとしている。アメリカとイスラエル・EUによるイラン攻撃を阻止するために、我々にはできることはないのだろうか?
戦争を公共事業にして空想的経済を樹立させようとしている狂人たちはいかんせん、強大な権力を握っているのである。彼らは日本のゆうちょ資金200兆円を奪い取ってやろうと、TPPを仕掛けて挑んでくるのである。戦争資金にされてはたまらない。我らが亀井静香議員よ、頑張って頂きたい。僕も応援します。
来年には小沢一郎を首相に据えて、日本文明を推進しよう。
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from: 畳表ドラ猫さん
2011年11月18日 09時28分34秒
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「漫談調」
還元主義の累々と横たわる死体の上に築かれた文明に未来はあるだろうか?ビタミンやカルシウムを精製する製薬会社が、グローバルに厄災を撒き散らしている。彼らはできることを駆使して経済活動をしているだけだと言うだろう。そういった精神が世界に新しい病気を創造していくのだ。
ビタミンやカルシウムや鉄分やアミノ酸や蛋白質やその他多くのラベルを創造して、その結果どうなったのか?それらの連結が失われ、生命が失われる。そうしなければラベルを創造することはできないのだから、致し方がないではないか、ということだろう。一理はある。
生命は、どういう風にこれらの豊富な元素たちが相互に連結する運びとなったのか、という研究は既に行われているだろうか。もしそうなら、それがもたらす世界はどんな世界だろうか?
ダイナマイトやプルトニウムを発明した人間は、壊すことしか興味がないように見える。恫喝し、制覇するために権力を構築する。そうやって世界全体を神経症の災厄で覆う。
解決策はあるだろうか?もちろんあるだろう。
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from: 畳表ドラ猫さん
2011年11月18日 09時02分41秒
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「漫談調」
力士が心不全であの世に行く。有名な力士だったそうだ。記事を読む限り、合理的な思考と実践を積み重ねて実績を上げ、後進をも育てた。59歳だったという。
相撲は土俵の上に、二人の力士が上がり、ルールに則って闘われる。判定者である行司がルールを指導する。土俵と力士と行司という三つの要素が重要だ。
世界には多くの表象が見られるが、「三」を表す表象もまた多い。渾然一体としたエネルギーを、三つの側面から解釈し、コントロール可能にしようとする。これは古今東西、密教に通低するテーマだといえる。
密教には仏教のものだけでなく、イスラム教、キリスト教、ユダヤ教など、諸宗教に見られる。これは当然のことである。浅い教えと深い教えがあるということだ。
エネルギーを三つの側面から解釈することについての必要性は何かといえば、個人の能力と共同体の利益を調和させることが必要だからである。理性偏重で、遍満しているエネルギーに壁を作り、肉体存在の上に不調和をかもし出す人には、時々、ラップ現象はじめ、心霊的と解釈される現象が起こる。原因を肉体の外に求めようとする限り、心霊現象はパワースポットとか、外界の個別的な場所に結びつけられ、神秘化される。
しかし事実は違う。エネルギー状態を創造する力を持っている人間個人は、外界に対しても責任を負っている。あらゆるエネルギーは相互に交流、循環しているのだが、癌化し、孤立しようとする病的細胞のような人間の上に、外界からはいつも、恩寵のようなエネルギーが注がれている。
明らかに個人の責任であるかといえば、そうともいえない。両親やその他の重要な人々によって、子供は世界に対するあり方を身に付けるのだから、責任の一端は彼らにもある。しかし困ったらヒーラーやセラピストと呼ばれる治療者達が助けてくれる。彼らは世界の本来的な姿を教えてくれ、一時の理解から再び世界と調和的な存在となって厄災から免れる。
しかし学ばない人間には進歩はない。安楽な構造体である快楽主義者は、悪習慣を変えることを潔しとしない。彼らは決して変化を欲しないのだから、自業自得といってしまえばそれまでのことだ。
こういう人々がヒーラーや高次の精神を供えた人びとのお客さんとなり、リピーターとなって業界を養う。哲学は必要ではなく、快楽と欲望、自己中心性からありとあらゆる教義を曲解し、都合のよい所だけ自分の欲望に奉仕させるために理論武装する。そして延々とこれを繰り返すのである。
こういう人々にこそ、哲学は必要であるが、彼等が学ぶことは決してない。
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from: 畳表ドラ猫さん
2011年11月16日 17時24分57秒
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「Re:Re:Re:漫談調」
もう一度、なんてことはこれからは書かないようにしよう。時間が許す限り、何かほざいているというのがお好み焼きなのである。これは僕のサービス精神の発露なのである、と書きたい所だが、実は単に神経症的な私的こだわりを解消する方法の一環なのである。
ブッダ釈尊は本を一冊も書かなかった。すべて口頭で、教えて欲しいと願う弟子達に向かって、講義のように話したか、もしくは個別の質問に答えたか、といったところである。アーナンダ(阿難)という従兄弟で従者だった人物には、そばに居た関係上、色々なことをもらしたに違いない。例えばあるときに、どこかの国の使節がやってきて、国王が隣国だか何処だかの国を攻めようと思っていることの是非について、釈尊に尋ねたという事があった。それで釈尊は直に使節に向かっては応えず、アーナンダに向かって、お前はこれこれこういう場合にはどう思うか?といって、間接的に使節に彼の意見を示したことがあった。
釈尊はいつも相応しい応え方をするので有名である。対機説法といわれることもある。人それぞれ、欲求する所が違い、理解にも能力の差があるので、相手が理解するように言い諭したのである。よき教師の見本であるともいえる。
釈尊が亡くなろうかという時に、アーナンダはオロオロして、尊師よ、先生が居なくなったら我々はどうすればよいのですか?と泣きべそをかいた。すると釈尊は、今まで講義とかでさんざくさ述べたことを今度は自分の身に即して答えた。
未来永劫常住するものなどなんかないんだから、君達は私が説き教えたことをよくよく自分の頭で考えて、よいと思ったことはどんどん実行し、そうでないことは忘れてしまいなさい。と言い残してから、静かに眠るように亡くなりました。
弟子達はたくさん居て、困った困ったどうしよう、いや清々したなんて不埒な輩も居るには居た。しかし大体が、皆で協力して、先生が述べたことをまずは我々の為、そして後代に道を求めるもののために、教えの大方の概略や見取り図だけでもよいから、まとめてしまおうではないか、ということになった。それで何百人もの弟子達が集まって、色々と話し合ったのです。
僕は大乗仏教は仏教ではない、という浅い見解を持つ人々に対して、それはそうではなく、密教は既に釈尊の息子であるラーフラによって伝承され、不動明王の教義となった、ということが言いたいために、これを書いているのです。
多くの智慧のある弟子達が悟りに至り、多くの経典を新たに作りました。時代に応じて、その必要があると認めたので、ブッダ釈尊の遺言に従って、次から次へと経典を生んでいったのです。
しかしながら経典の類も、それを用いる人がいなければお払い箱に入ったままであることになる。大蔵経はもちろんパーリ語の仏典に至るまで、道を求める人のよき道しるべとなっているのである。
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from: 畳表ドラ猫さん
2011年11月16日 12時00分28秒
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「Re:Re:漫談調」
今日はもう一度だけ書いてから出かけることにしよう。
いつか読んだ本の中で遭遇した印象深い言葉がある。
1.神々を敬い 2.女性を愛し 3.国を守る
これは二千年も前の古代ギリシャ人の成年男子が守るべき戒律であったという。僕の胸は揺さぶられ、ストンと腑に落ちるところがあったので、ここにこうして再録するのである。
1は複数形なのがいい。2は文句なくいい。3だけだと右翼と思われるけれども、三番目なのがとてもいい。
という訳で、僕は古代ギリシャ人の徳目を身に付けようと、今日も努力を傾注させるのである。
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from: 畳表ドラ猫さん
2011年11月16日 08時37分57秒
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「Re:漫談調」
10分も歩かない所に風樹文庫という図書館がある。これは岩波文庫を作った岩波茂雄を記念する諏訪市の図書館で、岩波書店から寄贈された本が山のように来館者を待っている。
館長さんはもともと、地元にある小学校の退職した校長先生がなっていたので、「校長先生」と呼ばれて親しまれている。今の館長さんは地元出身で、会社の役員だったそうだが、ボランティア精神を発揮したのか、1年前からこの場所で働いていると。
しかしこの人が来てから、市の方で任期は三年と決めてしまったらしく、それまで8年とか10年とかの前任者達の功労が、報いられるかどうかは雲行きも怪しいと。市に図書館が二つもあるのはいかがなものか?という言もあると。二つどころか、三つや四つもあって欲しい所である。
風樹の嘆という話が、この風樹文庫の名前の由来だそうである。道端で嘆き悲しんでいる人に孔子が出会ったと。そこで尋ねてみると、孝行したかったのに、学成り郷里に帰ってきて見ると親は亡くなってしまっていたと。風に吹かれて木が動きを止めないように、親孝行したいと思っても、親はいつまでも生きてはいないのだ、という話である。中国人の話は日本人の胸をも打つ。
いつまでも あると思うな 親と金(紙という場合はトイレの中発言する)
ところで、この館長さんからフォーラム999の話を伺う。岩波と信濃毎日新聞の浅からぬ交流、須坂市の後援によって成立し、秋に行われるフォーラムには一千人ほどもつめかけると。これは途方もない話だ。地元からも市のバスを借りて、30人ほどが参加すると。
信濃毎日新聞を読んで、まだ活字が生きているので、なるほど活字文化が旺盛な土地なんだな、終わってしまった大新聞とは格が違うな、なんてことを思っていたので、そう申し上げたらそういう話になったのである。
夏目漱石の「こころ」を出版したのが岩波だったということを、今回検索して初めて知った。僕は小学生の時から、夏目漱石ファンだったのである。岩波といい、筑摩といい、ここ(信州)にはなかなか気骨逞しい出版文化があるということを考えた。
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from: 畳表ドラ猫さん
2011年11月20日 11時11分29秒
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「漫談調」
シンクロニシティーという表現は端的によくエネルギーの世界の状況を表している。動的な世界で、何処をどう切り取ってくるか、ということは主体性の問題で、網膜や霊視の問題ではない。哲学が行っているのは、その時々の主体性について、記述者が自分を信じて、自らの責任において解釈し、記述するという営みだ。不安はあるだろうが、それを払いのけるために勇気を奮い起こして、選択し、決断するのである。孤独な作業である。
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