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from: yeshangさん
2011年11月26日 04時21分05秒
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役行者のお話
「神変-役小角絵巻」(山本兼一著)を読みました。
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よく知られる葛城山・吉野の役小角(えんのおづね・役行者)のお話。
小角は山川・谷に住み、天地の気を受ける修業を重ねていて、誰からも命令を受けず、奪わず、助け合うくにをつくろうとしている。これに反して大和の飛鳥、遷都して藤原京では”うの”(持統帝)が実権を持ち律令を定め、国造りを進め、民から税や労働を搾取している。
小角と”うの”(=国家)との戦いの話であるが、共に祈りを通じて力を得ている。山に住む自由の民と国と秩序を造ろうとする為政者とのすざましい争いである。
役の行者小角は蔵王権現を呼び出し、修験道を開いた歴史上の人物であるが、その修業と蔵王権現出現の経緯は、私のような天地や山川草木に霊を感じようとする人間には非常に興味深いものがあります。
役小角を全面的に肯定するつもりはありませんが、今回の東日本大震災は日本人の心の頽廃や東電の驕りなどの不浄が積み重なったものかと感じさせられました。
こころが洗われ、この世の何が正義(正しい)か深く考えさせられる本です。
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以上は「読書好き?」のサークルに上げたものです。-
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コメント: 全1件
from: 沙羅(Sarah)さん
2011年11月26日 07時07分18秒
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「Re:役行者のお話」
私も去年から、役行者と呼ばれる存在に興味がわいて、
新幹線の待合室で、「役行者と修験道」という本を衝動買いしていました。
精神の古層をたずねて、、、という題目ですが、、
その本に、役小角の出現として、伊豆嶋に流された役小角から、古代の葛城と吉野について、そして人間役小角を取り巻く 全ての状況の流れや神域から感じ取るであろう何らかのメッセージと言ったもの、運命と宿命の道の狭間にはさまれながら 生き抜いていく。考えさせられます。
他には日本人の神仏の捉え方、山の宗教と神仏習合、山林修行者としての最澄、空海
などなど、、、
日本の神域場所へ意識を向かせる、、マ、JRの待合室に売っているのですけど、、^^
なかなか、面白い本でした。
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