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続 哲学〜真理〜探求について

続 哲学〜真理〜探求について>掲示板

公開 メンバー数:6人

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  • from: yeshangさん

    2012年01月20日 22時19分43秒

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    最近読んで面白かった本(雑談です)

     昨年末から最近読んだ本で面白かったものを紹介します。

    1.草原の風(上・中・下) 宮城谷昌光著
     漢の朝廷を王莽に算奪され新という王朝が造られたが、これをもとの漢の王朝に戻したのが劉秀、のちの光武帝です。
    本書はその光武帝・劉秀の物語です。(王莽の王朝はAC8年〜25年の間)
     漢の末裔は全国にごまんといますが、劉秀がどうして漢王室を復興するに至ったか? 歴史書と小説、経営者向けの経書を読むような感じを受けます。
     劉秀も人ですからその人生には紆余曲折もありますが、漢王室につながる劉氏一族の中で劉秀が何故漢王朝を復興出来たのか?その生き方を見ればやはりまねのできないところ、得難い素質があるものと思いました。全体を通じ劉秀の人柄に忍耐強さ、爽やかさを感じます。

    2.真田三代(上・下) 火坂雅志著
     真田昌幸・幸村好き、関心のある方にはお勧めの一冊(2冊になりますが)。
     真田は強国のせめぎ合う中にあって、必死の生き残のこりに智謀を傾けてきた。隆幸-昌幸-信之・幸村兄弟の三代のどの時代も真田の苦労と智力・謀略の限りを尽くした面白さがあります。
     信之・幸村の時代になってそれぞれが自分の信念に基づき敵味方になって戦うのはまたそれぞれの生きざまのなせるわざか?
     私の郷が真田昌幸・幸村が配流された紀州九度山で家から2,3分のところに真田屋敷(今は真田庵(全称名院)という尼寺になっています)があります。
    九度山町民には是非読んで欲しい一冊で中高生にもお勧めできます。

    3.野いばら 梶村啓二著
     日経小説大賞受賞作です。
     醸造メーカーに就職したのに種子ビジネスに携わることとなった縣(あがた)和彦。
     イギリスで地方の園芸愛好家のオープンハウスに行く途中車がエンコして、たまたまお世話になった家で百数十年前のノートを借りる。ノートは幕末の日本へ赴任したその家の親族のイギリス人軍人の手記だった。そしてノートは百年後に日本人に読んで欲しいと上書きがあった。
     ノートではそのイギリス人が見た日本の様子が語られている。
     海外、それも未知の国、よくわかっていない国に行くとこうだろう。そして、お互いによく解り合えないと当時の生麦事件のような悲劇が起こるのだろう。イギリス側は日本に対し余りにも無知だし、日本側も当然のこととして相手を手討ちにしてしまった。
     イギリス人軍人は公使館付きとして日本に派遣されたのだが、そこで異文化を経験することになる。

    ------------------
     この書評は感想をつけて「読書好き?」の掲示板に載せています。関心があれば覗いてみてください。

    http://www.c-player.com/ac45695/message

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コメント: 全2件

from: 沙羅(Sarah)さん

2012年01月21日 04時24分48秒

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「Re:Re:最近読んで面白かった本(雑談です)」
MSG271の続き

そうそういい忘れました。

 教えて頂いた、天地明察の本、映画化になるそうですね。
 福島の事もあり 渋川春海の人間関係には、福島 会津藩主 保科正之が関係するから、映画化はどうなるかな?と思っていました、、、

 福島<会津藩主>保科正之公を祀る土津神社の神通力を 願いたい処です。

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from: 沙羅(Sarah)さん

2012年01月21日 04時00分30秒

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「Re:最近読んで面白かった本(雑談です)」
> 1.草原の風(上・中・下) 宮城谷昌光著 >  漢の朝廷を王莽に算奪され新という王朝が造られたが、これをもとの漢の王朝に戻したのが劉秀、のちの光武帝です。 > 本書はその光武帝・劉秀の物語です。(王莽の王朝はAC8年〜25年の間) >  

面白そうですね。

 わたしも、前から坂の上田村麻呂の 出自を調べたくて、時間があれば時々検索しています。東漢の 出という事らしいのですが、蝦夷との衝突、
この時代、朝廷と征夷大将軍との見解の違いなどなど、、、
どのような事が、生じていたのか? 歴史上の人物を理解するのに、同時代の事が書かれている他分野書物の中から意外に 
知りたい事に繋がる因果関係が見つかる事ありますものね。

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