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続 哲学〜真理〜探求について

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公開 メンバー数:6人

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  • from: yeshangさん

    2012年03月16日 22時16分21秒

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    語学の習得について(暇つぶしに)

     25年前です。中国派遣前、中国語を1ヶ月JICA(国際協力事業機構)で特訓を受けました。

     1ヶ月後、中国北京へ、言葉以上に仕事の準備が大変で、それでも暇を見つけて発音の練習と片言の中国語の勉強をしましたが、使える単語は100程度。帰国する3ヶ月後には300語程度にはなっていました。

     一人で街中に出て、トイレに行こうとして、おじいさんに「トイレはどこですか?」ときいてもさっぱり通じず、掌に字を書けといわれて「厠」と書いてようやく通じた次第。しかし、そこで10分ほど発音を直されてやっと件の公衆トイレへ。
     ある時は、やはり街中で若者にトイレを尋ねたところ全く通じず、「何を言っているのかさっぱりわからん」と無視されてしまいました。
     顔つきは中国人も日本人も変わらず、観光客も来ない、外国人にも見えない人間が訳のわからない変な言葉で尋ねてきて、バカかアホかと思われたのでしょう。当時は黒人か白人だと外国人だと解るが、日本人なんて街中でウロウロしているとはだれも思う人はいなかったと思います。

     それでも通じると嬉しくて。ホテルやレストランでは割合と通じるのですが、考えてみると外国人の話す中国語に慣れているのか、言いたいことが大体わかってしまうからなのでしょう。

     日本への電話は、国債電話局のオペレーターに最初から日本語で「もしもし、・・・・」、すると日本語のできるオペレーターが出てきて、日本払いで国際電話をしました。

     翌年は、もう少し勉強して、それでも仕事が忙しく(仕事が終われば酒ばかり飲んでいましたので余り進歩しませんでしたが)、1000語レベルに。
     すると、それでも結構通じるのです。現地では朝から夕まで通訳がついていますので不便ではないのですが、大学構内にある宿舎に戻ると翌日朝までは中国語しか通じません。
     少し通じるのが面白くて、ロビーの受付の中国人に何やかやと筆談を交えて話するのも楽しくなりました。
     当時の中国では何もかもの品質が悪く、天上、トイレの白熱電球は月に2から3個は壊れます。トイレはしょっちゅう詰ったりタンクの水が流れなくなったり。その都度ボーイを呼ぶのですが、「電球が切れたので交換してほしい」、「トイレが詰まった」などの話をしなければなりません。汗をかいて、恥をかかないと語学は進歩しないものだと思いました。

     このころ「YeShang先生は中国語がうまいですね」と言われるようになるのですが、ちょうど日本に来た外国人が「こんにちは」、「有難う」と言うだけで、日本人が「あなたは日本語がお上手ですね」と言ったようなもの。べつにペラペラしゃべれるわけではありません。

     ちなみに、「先生」とは男性に対する「様」、「Mr.」で、日本語の先生とは違います。学校の先生は「老師」、医者は「大夫」か「医生」と言います。

     三年目には約3000語ぐらいに。これくらいで日常生活にはあまり不便を感じなくなりました。このころになると、言い間違いやおかしいところはちゃんと注意してくれるようになりました

     考えてみると、今の日本人は中学生から年寄りまで、誰でも3000語くらいの英語をしゃべります。book,pen,table,television・・・。身の回りのほとんどは英語で言える、というよりはほとんど英語です。でも英語はしゃべれない。

     ここに、外国語がしゃべれる/しゃべれないのポイントがありそうです。

     今日の日経夕刊に「「英語を使ってコミュニケーション出来る喜び」を感じることが、語学学習の第一歩と捉える取り組みは今後広がっていきそうだ」と解説がありました。

     確かに、ことばが通じる、コミュニケーションできる嬉しさが中国語をさらに勉強しようとの強い同期になったものと思います。

     しかし、このところ使う機会が無くて、中国語のニュースCCTVを見てもよくわからなくなりました。息子は解るので息子に解説してもらう次第。

     それでも、一昨年、愛新覚羅さんがひょつこり日本に一人で来て、親類も気が合わず早々に戻ってきて、昔の知人の日本人とも連絡が取れず、かりに取れても中国語は通じず・面倒も見きれないので、日本滞在中はずっとつきっきりでお相手しました。この時は忘れていた中国語を思い出し私も精いっぱいお世話をしたつもりです。それでも通じたことは嬉しさと面白さを改めて感じました。

     国際部にいたころ、会社で行っている国際研修に東南アジア、アフリカ、中南米から研修生が来るのですが、その中の各国の国情を紹介する発表会に何度か出席しましたが、言語は英語。そしてそれぞれの国の独特の英語です。日本はジャパングリッシュですが、フィリピン英語、インドネシア英語・・・。しかし慣れると日本に方言があるようにそれなりに解るものです。やはり英語は国際語だとつくづく思いました。

     ただ、中国語は発音と四声がきちっとできないとなかなか通じないと思っています。

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コメント: 全2件

from: yeshangさん

2012年03月17日 02時04分32秒

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「Re:語学の習得について(暇つぶしに)」
あわてていて変換ミス、チェック漏れです。

国債電話⇒国際電話、天上⇒天井、同期⇒動機

あまりに恥ずかしいので、訂正します。

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from: 沙羅(Sarah)さん

2012年03月16日 23時06分38秒

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「Re:語学の習得について(暇つぶしに)」

 やはり、自分にとって、他者として思うのは、自分の話す母国語を話さない 他の言葉を話す民族なんでしょうと思います。

 自分と違う、、、という 感覚で 接近したら、

 おかしい話題をして、肩を叩きながら、笑ったり、

 ケラケラ、、と、自分の話す 外国語の内容がおかしくて、笑ったり、

 又、反対に勇気づけてもらったり、自信つけてもらったり、外国人だからと云って、やさしくしてもらうだけではなく、
ポジティブな 人間関係を 築かせる為に 他者というのは存在している、、という意味だと思うのですね。

 そういう意味で、母国語以外の外国語をうまく話そうという事が 目的ではなく、
やはり 他者を理解し、思いやりをもてる、、、という考えに繋がる事だと思うのです。

別に、5,6国か語 話せても、他者理解や 他国の人と心情や感情交流が不可能というのは、少し考えます。

 他者を理解するは自分を理解するですから、、、

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