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from: 沙羅(Sarah)さん
2012年11月11日 00時33分40秒
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book off
一年振りに実家に帰り、実家にある本の処理をした。
BOOKOFFという便利なお店が近所にある。ちらしには、家まで来て処分してくれると言う。父に「とにかく本を処理しないと生活出来るスペースがますます少なくなる。」と毎年帰ると同じ文句を言う娘にも父は飽き飽きしているだろうと思っていた。
モノを捨てられない父の年代、
こんなにモノが豊富なのに、物をもったいない、と言う。不必要なのが分かっていても、捨てるという行為が、ある種の罪悪感を生むんでしょう。
捨てる=かたずける(整理整頓)
という公式がこの年代の人達には不在らしい。倫理とか道徳感というのは、その時代、時代によって価値感が変わるのでしょう。
もったいない、、、という意識は、その物を手中する引き換えに 金銭が交換されていると、もっと始末に悪い。
「これ、買うのに、何々円も払ったのよ」と、不満を返してくる類の意識がそう。
100円の価値観が、人間個人に一律では在り得ないし、一律では困るでしょう?
100円の価値と、それを代価に手中にしたモノの価値は、個人に帰するのであり、万人に同価値観として帰属はしないはずなのですね。
一ヶ月100万円収入がある人と、20万円収入ある人の、モノの価値観や代価<お金>に当価される基準は違って当たり前だと思うので、いきなり「 コレ何々円もしたんだから!」と同感を求められると、大変困ったりする。お金に無頓着の人だと、「これ、何々円したんだから!」と云われても、その人はもしかしたら、もっと払って同じモノを買っているかもしれないし、残っても、ドンドン捨てている人もいるのである。
そういう自分以外の 世界に目指しを向ける事無く、自分の価値観だけで、判断し他者に同調を求められ、呼応されても確かに困るでしょう。
父との会話の例から、哲学的な話になってしまったけど、父とはもちろんそういう会話はしないのですけどね、、
それで、とりあえず、新刊本、文庫本、220冊ほど選び出して、BOOKOFFさんが持って持っていったのは、170冊くらいで、4700円ほどだった。
「あら~、以外に高く買ってくれたのね?」と父に言った。
何しろ、40年以上前からある本棚の整理も含めてなので、一辺に新聞や雑誌類と一緒に出そうか?迷っていたのだ。
面白いのは、家にある本を選ぶ段階において、わたしが選ぶ<売れるはず>という価値判断で選んだ本は持っていかないで、<こんな本、誰も欲しいと思わないし売れるはずないね!でも一応選んでみようかな!>と選んだ本を、BOOKOFFさんは、喜んで買い取ったりするのである。つまり、わたしと、BOOKOFFさんの 価値感が全く逆なのですね。書い手と売り手の心情なのか?わたしが、買い手のニーズを知らないのか?よく分からないけど、面白い発見だった。
そして、色々「あぁぁ、、よかった、本屋さんにならなくて」、と思ったりするわたしがいる。本屋というのは、わりかし好きな空間なので、本屋さんに入ると一時間は居たりするので、わたしが本屋を営業したら、誰も買わない本ばかりを集めるに違いない、、と思うのですね。
マ!BOOKOFFのおかげで
客観思考したりする時間が持てて楽しい。
他者を知るというのは、やはり面白いと思う。しかしBOOKOFFには、本だけじゃなく、CDやDVDや漫画もかなりあるのです。でもわたしはこの手は一つもないし、何故か?子供の頃から漫画読まないし、変わった子供と言えば、変わった子供だったかもしれない。
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