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続 哲学〜真理〜探求について

続 哲学〜真理〜探求について>掲示板

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  • from: 沙羅(Sarah)さん

    2013年02月24日 00時05分46秒

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    法の大天使



    人間の死後、魂を秤、善悪の判断をする ミカエル大天使

    こんにちは
    もう20年くらい前の事だと思う。日本の実家の母が、自宅にあった小雑誌を送ってきた。
    その雑誌に子供の
    病気について、咄嗟の時の応急処置が書かれていた。多分異国に住む小さい子供の世話をするわたしの助けにでもなるのだと思ったのだろう・

    しかし、その雑誌の他のページには、ある日本の舞台女優さんの
    日本の子供達の意識の変化について書かれてあったのだ。

    (つまり ここで述べたいのは、人の行為に至らせている 直接原因は、その後他者の行為に
    縁起が生じる直接原因<因果>とはならない事を言いたいのです、念のため)
    わたしは、その雑誌を見て、これから近い将来日本だけでなく、子供達は大変な環境に置かされ、無残な事件や倫理を逸脱した事件が起きると
    思っていた時期なので、その小雑誌の 舞台女優さんの 感じた日本の子供達の 内的変化を記した内容を読んで、膝をうった。

    わたしが
    日本に居た1990年前時に感じた、子供達の 心情や感情の
    質の変化に、不安を感じたのと同じだった。

    子供達同士の会話からそのように感じるのである。
    わたしが育った、子供時代(1960年~1970年代)には、1990年代に生きる子供の間の話題を話す子はいなかった。

    まだ日本にいじめという問題が社会的に、メディアが扱わない頃からである。1970年頃から、ジワジワ、子供達の心に宿る、魔のような空気を察していたというか、、、、
    あの重苦しい空気や陰湿めいた空気は何処からくるんだろう?

    それは、非常に賢いので、上辺では、お行儀がいいのである。2重の
    裏表の顔を持つ。
    何故?
    そうなってしまうのか?、、、
    そんなこんなで、オーム事件を
    見ていても、誰もが、あの執行部の人達の肩書きを知って,、
    、アレ???
    と思う事であった事。

    新聞やメディアで流される、執行部の人達は、世間では優秀と知られた大学卒で在った事、医者や宗教人やいわゆる、知識人と世間では判断するであろう人達が集まった、宗教グルであった事。
    いったい、人間の倫理という
    真理は、ないモノと、無価値なものと、人びとを失望させるまで、全く理解に苦しむ、残虐な事件が頻繁に
    生じだした。

    いったい、どうして?こういう事が生じる
    世の中になったのか?

    しかし、時間途上においては、わからないのである。

    人びとは、いつも通りに、朝起きて、通勤時間に遅れないように家を出る。子供達も、学校で、不思議な行動をとる子供達がいても、授業中に教室内を歩き回る子供が居ても、20年前には
    在り得ない現象だと言われても、何も懐疑することはなく、こんなものだと思い込む事で、時間を潜り抜けていく
    時々、倫理逸脱したと思える大人出さえも、新聞や、テレビで見る限り皆、普通に見える、堅気の人達に見えるという存在の仕方をしていて、
    事が生じるまで観えないのである。

    何故?
    こういう 状態の 宗教団体が、日本の土壌にジワジワと
    根付いてしまうのか?

    何故?

    という懐疑意識の能力を
    <人や個人を判断する前に>、稼動させなければいけないと思うのですね。

    そのような客観視を育てると、大衆や一般や社会の体質が観えてくるのである。
    つまり、大衆の層には、簡単に、
    そのような、倫理が逸脱していると思える、、行動に至る人達の団体を、
    存在させている、、、という大衆が根ざす土壌が問題であって、個々人を責めて、責任を法的手段をもって行っても、そのような存在を存在させている萌芽は、我々、同じ土壌に根ざす人間の心に存在しているであろうという事に
    気付く事だと思う。決して、他者(他人)の問題ではないのである。

    それで、話を元へ、、、多分1970年代辺りから、人間の心の奥底に歪んでいる獰猛さというか、一種の潜在意識に残虐性を感じていたのですよね。
    何故そのように感じるのか?よく説明できないのだが、人の身体は、個体として存在しているけど、身体に住む魂は、個でありながらも、色々な
    情報を持っているのである。そして、何が、その人をそのように
    呼応させたり、感動させたりしているのか?

    この人の回りに何故?このような人達が、集まってくるのか?という意識で観ていると、結局、似たような事、類似の事に
    依存したり、感動したり、怒りを感じたくて、集まっているらしい、、、という 人間行動の
    原因の流れ(方向)が観えてくるんです。


    それは、人間の肩書きのような表象に見える事とは、全く違います。むしろ、表象に見える情報は、真理をカモフラージュさせてる役割に過ぎないと思います。
    ですから、知識、認識に
    暗黙に信用や価値を 見つけたい<あるいは、真理は
    過去の史実にしかないと思いこみたい>という、傾向に生かされている人間達が多いのですけどね、、

    ま、それは、それで良いですが、、、、自己の普遍性<存在性>が、だんだん閉塞感を生む世界に
    向かって生きようとしているように見えます。

    自分と違う他者への 無言の 開けた世界への波動の浸透力がないのですよね。<これを 精神世界では
    、引き寄せの法則と呼んでいますが、引き寄せたくて、引き寄せているのではなく、開けた世界観の方に、他者が沢山生きようとしているだけです。引き寄せたくて、引き寄せているという解釈してしまうのは、自虐意識や自己犠牲の強い傾向にある人達の
    呼応の仕方ですから、その考え方で反応するという自分自身は、バランス悪いのですね。年の為に先に述べておきますね>


    話を元へ
    その後
    1997年、神戸に起きた14歳の酒鬼薔薇少年の連続児童殺害事件へとエスカレートしながら向かうのですよね。その途上において、人間の行為には、不穏な空気をドンドン増しているのを感じていました。
    日本に
    一時滞在しても、人々の眼の焦点は定まらない人達が随分と増えていました。まるで夢遊病者みたいな感じに見えるのですよ。JRのホームを歩いても、こんなに夢遊病者みたいな人は昔居なかったはず、と思わされる。前から歩いているくる夢遊病者の人の肩をつかんで、「貴方、ちゃんと生きています?」と肩を揺さぶりたくなり、地面に足をつけて、人間の心をちゃんと感じなさい!と言いたくなる衝動に駆られるのですよね。


    どうして、こういう雰囲気を感じられずに、電車が混んでるとか空いているとか、そういう事しか感じられないのかしら?と思っていました。

    でも唯物論的思考が
    自己中心に幅を利かせるという事は、そのような唯物しか、この世を動かしているのは、無いと思っているのだから、仕方がない人達だと
    思っているのでした。

    それで、20年後に、自殺者が多数化している状況にメディアがやっと、反応しだしても、、、私には、どうしてもっと早い地点で、事の重大さに気がつかないのでしょう???と、思う訳なんですよね。

    そのような
    自分の心が感じる大衆の空気は、着実に 戦後の高度経済成長時期に育った頃と 変わっている。
    日本に住む友人のI
    子に、この事を話すと「だから、わたしは、なるたけ、ホームを歩く時、白線に立ってる人を見ない様にしているから一番後ろに並ぶんだ」などと言う。
    ホームに立つ人の
    雰囲気で、確かに、異様な雰囲気を感じで存在している人に出くわすらしい。別に霊脳者でもないI子も、それくらいの
    感性はあるのかもしれない。明らかに何かが違うのだ。


    話が飛んで、申し訳ないのですが、1990年代に送られた小雑誌に書かれた内容はこうだった。
    何年も
    子供達に向けて、人魚姫の 劇を
    演じている、舞台女優の感想だったのだ。
    人魚姫の内容は、、

    「人魚の王の6人の娘たちの内、末の姫は15歳の誕生日に昇っていった海の上で、船の上にいる美しい人間の王子を目にする。嵐に遭い難破した船から溺死寸前の王子を救い出した人魚姫は、王子に恋心を抱く。その後偶然浜を通りがかった娘が王子を見つけて介抱した為、人魚姫は出る幕が無くなってしまう。人魚は人間の前に姿を現してはいけない決まりなのだ。だが彼女はどうしても自分が王子を救った事を伝えたかった。

    人魚姫は海の魔女の家を訪れ、声と引き換えに尻尾を人間の足に変える飲み薬を貰う。その時に、「もし王子が他の娘と結婚するような事になれば、姫は海の泡となって消えてしまう」と警告を受ける。更に人間の足だと歩く度にナイフで抉られるような痛みを感じる事になるとも・・・。王子と一緒に御殿で暮らせるようになった人魚姫であったが、声を失った人魚姫は王子を救った出来事を話す事が出来ず、王子は人魚姫が命の恩人である事に気付かない。
    そのうちに事実は捻じ曲がり、王子は偶然浜を通りかかった娘を命の恩人と勘違いしてしまう。

    やがて王子と娘との結婚が決まり、悲嘆に暮れる人魚姫の前に現れた姫の姉たちが、髪と引き換えに海の魔女に貰った短剣を差し出し、王子の流した血で人魚の姿に戻れるという魔女の伝言を伝える。愛する王子を殺す事の出来ない人魚姫は死を選び、海に身を投げて泡に姿を変え、空気の精となって天国へ昇っていった。しかし、王子や他の人々は人魚姫が空気の精となって天国へ昇っていった事は誰一人も気付く事はなかった。」
    という内容です
    アンデルセンの内容なのです。


    舞台女優さんの
    記事には、
    人魚姫を演じていると、最近の子供達は、最後の 場面、つまり
    人魚姫が短剣を持った場面になると、

    「わたしに、王子は殺せない」人魚姫

    子供達が、

    「王子を殺して~」「はやく
    殺して~」と、

    怒濤のように、子供達の 声が、あちこちから
    放たれる、、と言う。

    つまり、王子を殺さないと、自分<人魚姫>は泡になってしまうのだ、、、だから、自分が生き延びる為に、王子を殺せ!と、躊躇無く、子供達が、
    舞台の人魚姫に向かって呼応するらしい。

    しかし~、わたしが、小さい頃、このような場面の物語を見せられても、会場に、一人でも、「ころせ~」という声は聞かなかったであろう、そのような
    お互いの共感や同感やある倫理観の一致が、あったはずである。

    それは、子供心に
    人を傷つけてはいけない、、、という自他共存の意識が、芽生えていたはずである。自分が助かるのに、有無も言わず、相手を「殺せ~」、、などと、小学生低学年の 意識に
    既に備わっているという状況、、、こういう事を、ちゃんと真面目に考える。懐疑意識が必要だと思う。

    舞台女優さんが言うように、最近は、どこの会場を回っても、「ころせ~」という
    自分本位の意識しか 持てない子供達が大半を
    超えるという。

    何度も述べるが、この小雑誌は、1990年代出版された雑誌だったのだ。
    この舞台女優さんは、日本全国の
    会場をまわり人魚姫を演じる度に同じような会場の
    反響に、劇団員と皆で、「これでは、劇を続けていけない、、、」とまで、話したと言う。
    舞台の上から観た、子供達の心理
    という題の記事だと思ったが、舞台女優さんは、名前は忘れたが、テレビで見覚えがある顔写真が載っていた。

    わたしが、当時懸念していた事が、やはり、、という感じだったので、その雑誌は屋根裏部屋を探せば、見つかると思う。

    今は、ほとんどの家庭で一人っ子の家庭が多いという。兄弟喧嘩の経験をもたない、一人っ子の子供達が社会というマスの
    社会を築き始める、、という事はどういう事なのか?
    兄弟喧嘩が、「ただいいけない!」と
    批判的に述べるのではなく、兄弟喧嘩から得られる心情的な事の分析をしてもよいと思う。昔の大家族の中で育つ兄弟達の心情の発達も、環境ゆえに、その個々人が発育させる此処の自我の
    発達にも、大変バランス能力の優れた人達が多い。そういう人達の小さい頃の置かれていた多数の兄弟間の出来事や経験は決して、無駄な経験とはせず、自分の情操発育の肥やしにしている人達が多いはずである。

    しかし~なんというか、こういう身の回りの状況の変化には、ほとんと、無頓着で、福島の
    放射能の汚染には、過敏に反応するという、呼応の仕方は、やはり
    おかしいでしょう?と思うのですよね。自己自身の内面の問題を業と見ないようにしようとしているのか?それとも、自己自身の 心が
    傷つかされるという問題に不安を覚えて、なるたけ、視線を反らそうとしているのか?時々、人と話していると、何か?ヅレているんじゃないか?と思わされる返答が返って来るのですよね。

    そのような事考えることをせず、東北地震の
    震災の不安に心を捕られ、あちこち神域に行かなければ、ならなくなる、、祈る、、、という自分には、やはり
    ???を感じるし、自己満足にしてはいけないでしょう???と思う 自分がいるんです。


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