時々、昨今のヘルシームードは、

本当に 意味がある事なのか？と 懐疑する。

健康であること、健康になる事は、１００パーセント 善の 意識と、 価値を見出すのは、当然の事だからであるらしい。

健康になる、なるたけ、長生きをする事は、この世の 幸福感のバロメーターでもあるらしい。

ヘルシーになる事、ヘルシーなものを摂取すること、規則正しい生活をする事、なにからなにまで、管理される事を必要とし、好きな時に、好きなモノを、食べる・・・・なんていう生活意識は、あまり 好まれない。

ところで、今回日本に滞在中、旧友と呑みながらはなしていて、

こんな事を話していた。

話しは、わたしの日常生活における、不思議な 一致や不思議な出来事が、リアルタイムで、生じる事がある事を 時々メイルで話しても、彼はあまり同調せず、むしろ感動などせず、淡々と杓子定規な返答をしてきていた。

そういう事は、わたしの、考えすぎに違いない・・・と思って、聞いていたのから思っていた。
黙っていないで、違うと思うなら、ちゃんと自分の意見を言えばいいのではないか？とおもっていたけど、わたしが、異性で、かなり年下であれば、あまりまともに向き合って、口角泡立てて反論するのさえ、みっともないと思っているのか？
存在する意味を考えると、お互い、人間的な感情がどうして動く。
でも、これだけ、頻繁に起きては、原因の解明も出来ず、黙って、わたしの話を聞いていたのでしょう。しかも男性が、あまり、現実的でない理性的に 在りえない現象に、むやみに同調するのも、男としてのこけんに関わるとでも思っていたのか？

ま、どうでもいいけど・・・・・と思っていた彼が、

「 君は、そういう 説明出来ない不思議な現象を、話してくるけど、俺だって、色々あるんだよ」と、話してきた。

お酒が入っているから、話す気になるのか？分らないが、

話しは、こうであった。

「 １９歳の時、おふくろ失くしたからね、それから、毎年、墓参りするじゃない？

おふくろの死に方は、ある日突然だったからね、、誰にも分らなかったんだよね、」と話す彼は、６０歳近いから、かれこれ、４０年前の話しの事である、

「そしたら、７年前、家族で、おふくろの墓参りをしている時、電話が入った。その電話は、妻の母親が、突然亡くなった・・・・という知らせだったよ・・・・つまり、俺の、おふくろと、妻のおふくろの命日は、同日なんだよね」

という事を話してきた。

お墓参りをしている時に、電話が鳴る。

亡くなる傾向などまったくなかった、お母さんが、ある日、突然亡くなった。

まるで、その時を待っていたかのように、元気に暮らす。

そして、その時を知らせるように、急にあの世に逝く。

彼は、そのように 話してくれた。

彼が１９歳の時、もちろん、まだ今の奥さんとは知り合っていない時期

ところが、知り合う前に他界した母親の命日は、その後数年して知り合って結婚した 奥さんのお母さんの命日が同日であるという事・・・・・この時間のズレと、人間存在による因果関係が生じている時間軸のズレは、どう考えれば、いいのだろうか？

つまり、どう考えても、因果関係による現象は、時間や空間が、存在しない世界で 生じているのだと思う。

奥さんとも旧知の仲で、わたし達は、山登りをしたりスキーをする クラブで知り合った。

７年ぶりくらいだろうか、ふたりで、横浜の居酒屋で、お酒を呑んだら、そんな話をしてくれた。

人間存在という意味論から考えると、たとえば、煙草をすっていると、肺がんになる リスクが高くなるとか、

動物性脂肪の食事ばかりしていると、高血圧になり、心臓病や 脳神経に問題が生じるとか、、、

日常の 健康生活ばかりに、意識を集中させ、サプリメントを服用し、今の時期だと、風邪をこじらせないように、健康にきをつけ、自分(本人)自身が、そのような事に 気をつかうから、当然対峙者にも、同価値観を放ち 結束力を高めたりする。

コミュニケートの基本。

しかし、本当は、そういう次元で、人間存在や地球存在の意味がわかるとは思われない。

ま、そんな事を、考えながら、旧友の話しを聞いていたのである