人の体の細胞は60兆ということですが、それが臓器によって数カ月から数年ですっかり入れ替わるということを聞きました。

　すればがん細胞も気の持ち方次第ですっかり亡くなったり、遺伝子を持ち続けて増殖するのか？との問題になると思うのです。

　よく、末期がんの人が医者に見放されながらも何ヶ月後に影も形もなくなっていたという話がよくあります。医薬品や手術より心の問題かもしれません。

　そして、肉体と精神・心の問題にも考えさせられることがあります。精神・心は日々の積み重ねですが、肉体は数年ですっかり新陳代謝しているのです。
若い人と、老人ではその速度は大きく違うでしょうが。

　子供の頃、油やインクなどで手を汚して、石鹸で洗っても落ちなかったものが、一晩寝て翌日見るとすっかり落ちていることをよく経験しました。子供のころは不思議だったのですが、新陳代謝が活発だったのでしょう。細胞分裂と古い細胞の剥離で皮膚が入れ替わっていたのだと思います。

　こう考えると、がんもちょっとは怖くなくなります。生活習慣病が言われますが、こころ・精神面での生活習慣も大切にすべきです。