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from: サンスター「糖尿病とうまくつきあう」 スタッフさん
2012年03月30日 18時45分46秒
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「【専門家Q&A】以前に比べてお腹が減りやすく、甘いものが我慢できないので困ってます!」
Q.【57歳 男性からのご質問】
(空腹時血糖値)120 (病歴)5年 (投薬)無し、
(合併症)神経傷害、歯周病 (身長)171 (体重)64 (活動レベル)Ⅰ
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以前は、あまり、甘いものを欲しがらなかったのですが、
最近は 甘い物(お菓子、アンドーナッツ、チョコレート、フルーツ等)が
無いと我慢が出来なくなっています。それと いくら食べてもお腹が空きます。
体重が5kg減った事もあり何かおかしいと考えています。兎も角、お腹が減ります。
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A.【管理栄養士の先生からの回答】
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ご質問ありがとうございます。
質問者様の身体状況、病歴を拝見しました。
現在かなりの慢性高血糖状態にあるのではないかと推測されます。
すでに合併症があるみたいですので早急に受診していただきたいです。
持続する高血糖があると、体重減少、口渇、多飲、多尿、
易疲労などが出現します。
糖尿病の方の場合、糖分の多い菓子などを間食にしていると、
高血糖が持続しますので要注意です。
インスリンの作用不足のため、糖が筋肉や脂肪に貯蔵されず
体重減少があったのではないかと考えられます。
また、糖分が貯蔵されないためエネルギーとして使われず、
次々に甘いものが欲しくなるのではないかと考えられます。
高血糖が持続するとインスリンが枯渇し膵臓に負担がかかってきますので、
すぐに専門医を受診されることをお勧めいたします。
参考文献をご紹介しますので、宜しければ参考になさってみてください。
▼参考文献
「楽しく学べる糖尿病療養指導」編集 西東京臨床糖尿病研究会 南江堂
「新しい糖尿病の食事・栄養療法」監修 細谷憲政・馬場茂明 チーム医療
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from: サンスター「糖尿病とうまくつきあう」 スタッフさん
2012年03月30日 18時44分03秒
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「【専門家Q&A】野菜不足を、市販の野菜ジュース等で代用できますか?」
Q.【44歳 男性からのご質問】
(空腹時血糖値)117 (病歴)6ヶ月 (投薬)グラクティブ50
(合併症)なし (身長)165.5 (体重)70 (活動レベル)2
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出来るだけ野菜を摂るようにはしていますが
まだまだ少ないような気がします。
市販の野菜ジュース等で代用してもいいのでしょうか。
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A.【管理栄養士の先生からの回答】
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野菜を気にしていらっしゃり療養に積極的と感じました。
野菜ジュースで野菜を補うことも悪くはありませんが、
その前に野菜量が適正かどうかをチェックしてみましょう。
1.まず食事は1日3食ですか。
2.毎食野菜を食べていますか。
3.1食の野菜量の合計は小鉢山盛り1杯分(100g強)ですか。
この3点を満たしていれば野菜量は足りていると思います。
あえて野菜ジュースは必要ないでしょう。欠けるようなら不足かもしれません。
1〜3のうち改善できそうな点を変えてみましょう。
その上で、どうしても野菜が摂れない時の手段として
野菜ジュースを飲んではいかがでしょうか。
その際は、果物が含まれていないもの無塩のものを選びましょう。
野菜ジュースの利点は手軽さです。弱点は手軽さゆえに食事が
短時間で終わり単調になる・頼りすぎてしまうなどがあげられます。
長所・短所を把握しておきましょう。また、今のうちに
よく噛んで食事をする習慣をつけることをお勧めします。
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from: サンスター「糖尿病とうまくつきあう」 スタッフさん
2012年03月30日 18時42分21秒
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「【専門家Q&A】一人暮らしなので食材や調理法が、同じものになりがちですが、これって大丈夫ですか?」
Q.【38歳 女性からのご質問】
(空腹時血糖値)130 (病歴)1カ月 (投薬)ネシーナ6.25を朝一錠
(合併症)今のところなし (身長)155.5 (体重)70 (活動レベル)Ⅱ
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主治医から指示がなく、食事指導を受けてません。
朝に服薬のみなので自分なりに食事を管理してます。
一人暮らしなので、食材や調理法が同じになりがちです。
同じものを繰り返す食生活でもよいのでしょうか?
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A.【管理栄養士の先生からの回答】
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主治医から食事についての話を聞くことなくご自身で食事の管理を
されているのですね。糖尿病の食事療法については様々な情報があ
りますので、それらを参考にされていることと思います。
糖尿病の食事療法の基本は正しい食習慣とともに過食を避け、偏食
せずに規則正しい食事をすることといわれています。3食バランス
よく食べること、主食、主菜、副菜を揃えて食べることが大切です。
一人暮らしで食材や調理法が同じになりがちとのことですが、主食
を白米だけでなく、発芽玄米や十六穀雑穀などを入れたごはんにす
ることでビタミン、ミネラルなどを補うことができます。また、パン食
の場合はライ麦入りのパンなどを利用するのもよいかと思います。
食物繊維もとる事ができ、白米などよりも急激な血糖値の上昇を抑
えられます。
主食は炭水化物を多く含む食品です。体を動かす力のもとになる食
品ですのでとても大切ですが、適正量よりも多く摂ると血糖値のコ
ントロールがうまくいかなくなります。お知らせ頂いた情報から計
算すると一日の適正エネルギー量は1300カロリー程度かと思います
が、ご自身ではエネルギー量や一回に食べる炭水化物量などは気に
していらっしゃいますか?
一日1300カロリーでコントロールする場合は、一回に食べるご飯の
適量は100g〜150g(茶碗に軽く1杯)程度、6枚切りのパンなら1枚程度です。
主菜になるものは肉、魚、卵、大豆製品、乳製品など体を作るもと
になるたんぱく質を多く含む食品ですが、朝は卵1個あるいは納豆
1パック、昼と夕食で肉(豚モモ薄切り3枚程度)か魚(中切身1切)
を交互に取り入れるなど工夫すれば、偏りなく食べられるかと思い
ます。
調理法は油を控えて調理することができる電子レンジなどを利用す
るとよいでしょう。カレー皿のようなふちのあるお皿にざく切りに
した野菜を入れて、上から肉や魚を乗せ、塩コショウや醤油と酒
などで味付けして軽くラップをかけて電子レンジでチンするだけで、
おかずが一品出来上がります。食材や調味料の組み合わせを変える
だけで何パターンものおかずを作ることができます。
副菜は野菜、海藻、きのこ類などですが、これらに含まれる食物繊
維を食事に取り入れると血糖値を急激に上げないと言われます。こ
ちらもレンジで温野菜などにしておき、多めに作って分けて食べる
とよいと思います。きんぴらごぼうやひじきのような常備菜などを
多めに作り置きして、何回かに分けて食べても問題ないです。野菜
は一日350g以上食べるのが良いと言われています。数日間同じ野菜
になっても構いませんので、旬の野菜などを上手に取り入れて不足
なく食べるように心がけて下さい。
▼参考文献等
日本糖尿病学会編 糖尿病治療ガイド 2010
糖尿病食事療法のための食品交換表 第6版
厚生労働省 健康日本21(栄養 食生活)
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from: サンスター「糖尿病とうまくつきあう」 スタッフさん
2012年03月30日 18時38分46秒
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お待たせしました。第一回目の「専門家Q&A」回答投稿スタート!
こんにちは。進行役のたまきです。
先日、「専門家Q&A」イベントで、皆さんから
管理栄養士の先生への質問を募集しましたが、ご応募いただいた
質問について管理栄養士の先生からの回答が届きはじめています!
まずは3件のご質問について回答をお届けいたします。
その他いただいているご質問につきましては、恐縮ですが、
いま少しお待ちください。
続くメッセージで回答を投稿してまいります。
各質問には別々の管理栄養士の先生から答えていただいてます。
今回のイベントに質問を応募された方はもちろん、
そうでない方もぜひご覧になりご自身の食生活の参考にしてください!
「回答が参考になった」と感じたら、管理栄養士の先生に感謝の
気持ちとして「拍手」ボタンを押していただけたら大変嬉しいです!
なお、次回の回答のお届けは4月6日(金)を予定しております。
ぜひご覧くださいね。 -
from: サンスター「糖尿病とうまくつきあう」 スタッフさん
2012年03月29日 11時39分47秒
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「糖尿病ニュース」でニュース記事をご紹介しています
こんにちは。進行役のたまきです。
ただいま、お隣の「糖尿病ニュース」サークルでは、
「白米を多く食べると2型糖尿病の発症リスクが高まる恐れがある」という
ニュース記事のご紹介を行っています。
▼ニュース記事のご紹介メッセージはこちら
http://www.c-player.com/ae15665/thread/1100109098865#1100109098865
日本人の主食である白米と糖尿病との関係がこんなことになっているとは
ビックリですよね。。。特に白米好きな糖尿病の方にとっては
とても受け入れにくいニュースになると思いますが、
今後の糖尿病マネジメントにプラスになる情報かと思いますので、
ぜひ一度目を通してみてください。 -
from: サンスター「糖尿病とうまくつきあう」 スタッフさん
2012年03月29日 10時29分31秒
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「ご投稿ありがとうございます」
subaru330さん、コメントと食材早見表を活用していただいているようで
ありがとうございます!
subaru330さんのコメントと第七の予言さんの発言を拝見させていただき、
たまきも食材早見表の情報について再度管理栄養士の先生に確認させて
いただきました。
たしかに、subaru330さんの言うとおりに、食材早見表には
「優」として紹介されていますね。
しかし、管理栄養士の先生によると、バターは「血糖値」の
影響の面では「優」であっても、「健康に優れた食材」では「優」
でないとのことでした。
食材早見表と同じページの下方に「脂質コントロールのための油脂一覧表」も
投稿されていますが、こちらではバターは「摂りすぎに注意したい食材」
として紹介していますのでsubaru330さんにはぜひこちらも
参考にしていただきたいと思います。
http://jp.diabetes.sunstar.com/food/food.html
管理栄養士の先生からの補足情報ですが、バターには飽和脂肪酸が多く含まれ
コレステロールに悪影響を与えてしまう恐れがあるとのことです。
従って、摂りすぎには注意した方が良いとアドバイスをいただきました。
糖尿病の方でもバターは摂取しても大丈夫のようですが、やっぱり摂りすぎ
には注意してくださいね。糖尿病のマネジメントでもそうですが、
食生活でも大切なのは「バランス」であることを心がけこれからも
前向きに頑張ってください!
たまきもsubaru330さん含む皆さんをできる限りサポートしていきたいと
思いますので、どうぞこれからも宜しくお願いします。icon
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from: やっちんさん
2012年03月29日 07時45分36秒
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from: 第七の予言さん
2012年03月28日 17時09分48秒
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「Re:食材早見表を見てビックリ!」
ちょっと疑問・・・・。
ドクターなのか栄養士なのか、指導方法に疑問を感じました。
確かに糖質を一番に考えねばならないでしょうが、糖尿で恐ろしいのは合併症ではないでしょうか?その場合、多くの2型糖尿病患者は平均より多く脂質を摂っていると思います。そのためバターが安全とは信じがたいです。
とは言っても、摂生に度が過ぎるとストレスになり、リバウンドする人が多いでしょうから、自分へのご褒美で私の場合、月一度お寿司、月一度アボガドサラダを食べたり工夫しています。
お蔭で、A1c8.9が今、インシュリンは打ってますがA1c5.1です。頭の先から足の際まで検査してまさかの合併症、自覚症状ないだけに怖かったです。icon
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from: subaru330さん
2012年03月27日 17時31分20秒
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食材早見表を見てビックリ!
「食生活のコツ」のページを見て初めて知りました。
食事は食品に含まれる「糖質」に注意しなければならないのですね。
例えば芋などの根菜類は食べない方が良い素材で、バターやチーズが安心して食べられる素材だとは驚きでした。
今までカロリーばかりを気にしてメニューを選んできましたが、これからは糖質が多いかどうかで判断しようと思います。
まだこのページを見ていない皆さん、是非覗いてみて治療に役立ててみてはいかがでしょうか。 -
from: AKI - 2さん
2012年03月25日 21時59分19秒