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from: 管理栄養士マリさん
2013年07月31日 20時22分27秒
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お肉は悪くない!糖尿病でも大丈夫です。
皆さん、こんにちは。管理栄養士マリです。
たまきさんからお肉の量と糖尿病の
発生リスクについて情報を紹介していましたね。
ニュースをご覧になってビックリした方も
いらっしゃると思いますので
私の方で少し補足させていただきます。
ニュースでは1日のお肉の量「108g以上」は
良くないとの内容でしたが、こちらの実験参加者は
どの部分のお肉を食べていたのか
(ロース、フィレ、肩、サーロイン、胸、もも等)、
また全体の栄養バランスはどうだったのか、
肉以外にどのようなたんぱく質を摂取していたのか?
たんぱく質の量は? などと色々と疑問になる点もありますので、
「お肉=悪い」とならないように気をつけてください。
皆さん(低糖質ダイエットを実践している方も)ご安心ください。
お肉は我々にとって大切なたんぱく質の基になります。
そして、たんぱく質は筋肉、肌、髪毛、爪などの
原料になりますので必要な栄養素です。
また、女性は貧血になりやすいので、赤身のお肉を
食べて鉄分を補給するのも健康を保つために大切です。
しかし、お肉を過剰摂取するのは健康には
良くないと思いますので、適切な量について考えてみましょう。
皆さん、1日のたんぱく質の
摂取目安についてご存知ですか?
成人ですと、
基準体重(理想の体重)×1.0g~1.2g が目安になります。
※腎臓に障害のある方は摂取目安が上記と異なりますのでご注意ください。
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例:1日のたんぱく質の摂取目安
成人 60kg(基準体重)×1.0~1.2g=60g~72g
※基準体重の計算方法
身長(m)×身長(m)×22 = 基準体重
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上記のような考え方で、
1日のたんぱく質の摂取目安を計算することができます。
自分に必要なたんぱく質の量がある程度分かることで
食事のコントロールがよりできるようになると思いますので、
皆さんもご自身のたんぱく質の摂取目安を計算してみてくださいね。
皆さん、お肉を悪者扱いせずに仲良くしていけるようにしましょう!
また次回には、たんぱく質の「質」についてご紹介したいと
思いますので、引き続き宜しくお願いします。
それでは、皆さん、夏バテしないようにたんぱく質を含んだ
バランスのとれた食事をし暑い夏を乗り切りましょう~★
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