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from: コウマオタクさん
2012年02月26日 13時16分59秒
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嘘のつき方
元々、母が非常に秘密主義で、養子である私の事も、アル中気味だった父の事も、家の中の事は、ことごとく他の人に秘密にしていたので、子供として非常に苦労させられました。
お陰でこんなに秘密の嫌いな人になりました。(^-^;
その私が、12年間母にたいして突き通した嘘、それは、母がアルツハイマーだということでした。
直す薬があるなら嘘などつかずに一緒に戦ったと思います。でも、薬ではなおらない病気。プライドの塊である母がその事実に向き合えるとは思えず、結局足を骨折しながらも入院が嫌で「家に帰る!」と言い張ってロビーで二時間強情をはられて、話す以外になくなりました。
救いだったのは、もう症状が進んできていて、どこまで理解できたのかわからないことでした。
すったもんだの末、入院が決まり、ケアマネからデイケアセンターに連絡してもらうと、その後直ぐ、母の言動が攻撃的で、もう預かれないと三人がかりで家まで言いに来ました。
それまで、毎回私が様子を訪ねても「何もありません!」の一点張りで連絡帳にも一言も書かれていなかったのに。突然でした。
実は、骨折の前日までショートに預けていたのですが、4日間普段着のまま、寝間着に着替えさせた様子がなく、臭くなって帰ってきたので、電話したところ、母が嫌だといったので、しなかったと言われて腹をたてていました。結局、夜もオムツではなく、紙パンツのままで寝せて、母が側にあるポータブルトイレに移ろうとして、転んだこともあったことをそのとき知らされました。
虐待に近かったと感じました。介護ではなく、単なる商売なんだと。
今の医療と介護の体制にはなにかが決定的に足りないと思います。でも、それをどう解決して行けばいいのか答えはわかりません。
一人一人見ればいい人でも、集団になると全く変わってしまう、怖いなあ、と思います。
私になにができるかなんてわかりませんが、正直に生きていきたいと思っています。嘘をつかずに。
暗い話になってしまいました。ごめんなさい!(*^^*)
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