-
from: コウマオタクさん
2012年02月28日 09時27分04秒
icon
第三の波
アルビン・トフラーという未来学者の事を覚えていますか?
あれはもう何年前になるのか、第三の波という本が大ベストセラーになり、あちこちの本屋に分厚い本が並んでいました。
私が読んだのは、文庫版になってからですが、明るい予想図にどきどきしたのを覚えています。
今、こんな不景気になって、何となくあの本を思い出していたら、昨日の朝刊に海上国家「アップルトピア」構想と、南米ホンジュラスの「チャーターシティー」構想というモデルが紹介されていました。
40年後にカリフォルニア沖にいくつもの立場の違う国をつくって、人びとはその中から好きな国を選んで暮らす、というものと、貧しい国にはどこの企業も来てくれないから、政府と切り離された人工都市を造って経済特区にする、というものです。
これは第三の波じゃないか!って思いました。
実際に多くの企業から問い合わせが来ているそうですが、よく読むと、それによってみんなが豊かになろう、というのではなくて、来たい人はどうぞ、去るのも自由という、一部の人たちだけが、自分達のやりたいようにできる場所を求めている、という気がしました。
今、TPP亡国論という本を掲示板の方で興味を引かれて読んでいるのですが、これが又、今の日本がどこに向かおうとしているかを描き出していてとっても怖いんです。
明るい未来は一体どこに行ってしまったのでしょうね!(*^^*)
コメント: 全0件