父が中学の美術教師だった為、家にはいつでもカラーチャートがあり、14枚入りの折り紙があり、父の手になる作品がありました。
その為、色に関する感覚は鍛えられていたんだと思います。
祖母が遊びに来ると、持ってくるハギレ同士を合わせてみたり、ビーズで色を組み合わせたりしていました。
子供の頃の私のお気に入りは緑色でした。いつも、両親の間を取り持つ役目を与えられ、すぐ怒り出す両親をなだめる役を与えられていたので。
色彩学の考え方によると、寒色と暖色の中間色で、バランスをとる色、人間関係のストレスを癒す色だそうです。
父が亡くなった後、青ばかりに目がいきました。静けさを表す水や空の色で、イライラを沈める色だそうで(^-^;
仕事をしだした頃からは、紫でした。病気を直そうとしたりするときに欲しくなる色だそうで、マイペースの内向的な色合いです。
そして、数年前から気になって、気になって仕方がない色が、青紫、というか、すみれやライラックの色です。要するに、ちょっとピンクが入ったわけですね！(*^^*)
ピンクは、赤ちゃんにも使える、暖かな愛情を感じさせる色ですが、多分、自然に自分自身を癒して来たんだと思います。
厳しい環境でしたが、その中で、自分の時間を作り、ものを作り出し、猫達が来てくれたことで、ようやく本当の自分になってきたような気がしています。
母は、体の接触が耐えられない人で、どんなに泣いてたのんでも、抱いてくれることはありませんでした。それなのに、束縛され続け、嫌みや文句しか言わず、何度か逃げようと思いましたが、結局母を捨てられず、今まで来てしまいました。
これからは、自分のために生きなければと、思っています。今、自立しなければ、私は一生母というくさびから抜け出せないと思うから。
養わなければならない家族が四匹もいるしね(*^^*)では、また。