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from: シニョレッリさん
2015年01月21日 09時54分25秒
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街歩き(85) キオッジャ
この時のキオッジャは秋の嵐で、街歩きどころではありませんでした。題名はいつも通りとしましたが、今回に限っては不適で「秋嵐の中のキオッジャ」が相応しかっ
この時のキオッジャは秋の嵐で、街歩きどころではありませんでした。題名はいつも通りとしましたが、今回に限っては不適で「秋嵐の中のキオッジャ」が相応しかったと思います。
ロヴィーゴからキオッジャまでFSの支線が走ってます。この時は、ロヴィーゴからキオッジャに向かいました。
綺麗な新型車両に乗車しました。乗客は殆どおらず、ガラガラの車内でした。
晴天ならば、アドリアに途中下車して大聖堂を見たかったのですが、かなりの降りだったので断念しました。
終点キオッジャで降りたのは私一人でした。
駅舎です。
バールでも開いていれば、タクシーを待つ間、そこで一服と考えていましたが、バールは開いておらず、タクシーを呼ぼうにも電話番号の表示が一切なしでした。
バスでもあれば、と思いましたが、停留所も見当たりません。
どうやら歩く以外になさそうです。
キオッジャには何回も来たことがありますが、何時もヴェネツィアからでした。勝手が分からなかったのは、その為です。
駅前に教会があり、扉が開いていたので拝観することに。
調べましたが、教会の名称が分からない!
祭壇と後陣
後陣のフレスコ画
雨音が大きくなりました。教会内で暫く雨宿りをしました。
雨音が小さくなったので、チェントロに向かうことにしました。
地図に拠れば1.5㎞ほどありそうです。
長い橋を渡ります。
橋の上は風が強く、雨が横殴りに降ってきました。
貝の養殖用の桟橋?
大聖堂が見えてきました。
もう一つ、橋を渡りました。
この門の先がチェントロです。
この日のお宿に行って、荷物を預けました。
街歩きに出発しました。空が暗いですが、この時は雨風はそれほど強くありませんでした。
(つづく)
from: シニョレッリさん
2015年01月23日 09時46分47秒
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街歩き(85) キオッジャ (その3 最終回)
聖堂内に殆ど人がいなくなったので、ゆっくりと拝観できました。
拝観が終わって扉を開けたら、外は嵐でした。
暫く雨宿りを決め込みましたが、風雨は収まるどころか強まるばかりでした。
そのうちに洗礼式が始まりました。
聖堂内に留まっていても嵐が収まる気配がないので、意を決して外に出ました。
嵐はルッカ、アルバ、ヴェネツィアなどで経験しましたが、潟という土地柄だと思いますが、この街での嵐は最悪でした。ヴェネツィアも潟である点は同じですが、狭い路地が多く、路地に入ってしまえば、風は家並に遮られるので意外に凌げると思います。ただ、ヴェネツィアの嵐の中でも、大運河やサン・マルコ広場は風雨を避けることが出来ず、風雨による影響は凄まじいものがありました。
写真右端の教会に拝観兼雨宿りすることに。
Chiesa dei Santissima Apostoli Pietro e Paolo
素朴極まりない内部です。
嵐を全然気にしないイタリア人が結構いました。
この教会を拝観したかったのですが、教会が開く夕方にもう一度来る気になれませんでした。
このような日もあります。
嵐には勝てないので、ホテルに戻りました。
ホテルに併設されているトラットリアで昼食を食べました。嵐のせいで、お客は私一人でした。簡単な夕食も、そのトラットリアで食べました。
翌朝も雨でしたが、風が収まり、小雨でしたので徒歩で駅に向かいました。
海はまだ荒れていました。
見どころ豊富で食事が美味しいので、もう一度行きたいと思いますが、この時の嵐がトラウマになっていて中々踏ん切りがつきません。
この後、ロヴィーゴ経由でフェッラーラに向かいました。フェッラーラで2泊したのですが、この日、その翌日、翌々日と全部雨でした。
モンタニャーナからエステに向かった日が雨、エステ、モンセリーチェ、ロヴィーゴも雨天、そしてキオッジャでの嵐、フェッラーラも雨でした。参りましたね。
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