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from: シニョレッリさん
2013年07月07日 07時14分19秒
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ピストイヤへの憧れ
これ迄に何度も訪れて、私にとっては勝手知ったる街なのですが、近頃、行きたくてたまらなくなっています。
ピストイヤは人口約9万人ほどのトスカーナ州ピストイヤ県の県都で、Firenze SMN駅発のFSで簡単に行けるので、訪れた方々が多いと思います。
古代からエトルリア人などが住んだ、非常に歴史ある街で、あちこちに見所が沢山あって街を歩くのが楽しくなります。
(大聖堂です)
久し振りに、佐藤眞典さん著の「中世イタリア都市国家成立史研究」(ミネルヴァ書房刊MINERVA西洋史ライブラリー40)を再読しました。
この本の中で、終わりの三章、つまり8章~9章がピストイヤについて述べられています。
以前読んだときと比べて、受けた感銘が随分違っていて、佐藤さんの研究に感嘆すると共に、改めてピストイヤが身近に感じられて行きたくてたまらなくなりました。
歴史にご興味のある方に、この本はお奨めです。一般的にこういった知識があると、イタリアのどの街に行っても興味の幅が広がると言うか、旅の幅が広がるでしょうか、格段に旅が楽しくなると私は思います。
イタリアの文化に数多く触れることによって、自分自身の興味が拡大して、また歴史を再認識したとは少し大袈裟ですが基本知識が高まっているのか、同じ本を読んでも以前とは丸で違うのでしょう。
ともあれ、行きたい街が増えて、次の旅程が中々決まりません。-
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ぐら姐、
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from: シニョレッリさん
2013年07月06日 13時32分00秒
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ぐら姐さん
>オウムのように、同じような説明を皆にしているのですよね・・・
ファミレスのバイトの女子高生みたいな、マニュアルの棒読みに聞こえます。
「偉いね、間違えないで、チャンと覚えて」と皮肉を言いたくなります。
>いつか機会がありましたら、イタリアで一緒にお食事などするのも楽しそうですね。
その時は宜しくおねがいします。
話は変わりますが、先ほど「地球の歩き方」サイトを覗いたら、ぐら姐さん、年末年始はプーリアのようですね。いいなあ。
私の次ですが、10月にグロッセート以北を予定しています。icon
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from: ぐら姐さん
2013年07月06日 12時49分04秒
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シニョレッリさん、
>我が家では家内がイタ飯を専門に作って、家内がヴィーノ・ロッソをがぶ飲みしています。私の方は、今の季節ならばカツオ、アジ、イワシ、カレイ、トビウオなどの旬の魚のお造り(自分で作ります)、そして純米吟醸無濾過生酒がメインです。
ワハハ!
私、奥様ともシニョレッリさんとも、一緒に飲み食いできそうな気がします。
いつか機会がありましたら、イタリアで一緒にお食事などするのも楽しそうですね。
>「イタリアで修業しました」のイタ飯屋さん、多いですよね。 これに対する私の思いは「えっ!!(絶句して)、本当?嘘だろう」が普通となります。一般的にイタ飯屋さんの原価率が低過ぎるし、あの気取りが解せません。
イタリアの食事処に行くと、ちょっとした店ならどこでも、というぐらい日本の人が働いていますね。
以前、ソレント半島の先っぽのマリーナ・デル・カントーネに滞在していたとき、
そこで働いていた日本人青年2人は、イタリアの料理学校で半年過ごして、
その後研修と称して、あちこちのレストランで働いているのだそうです。
仕事内容を聞くと、野菜を洗ったり切ったり、フルーツを盛り付けたり。
それでもイタリアで修行したと言うのでしょうから、料理に絶句してしまうのも頷けますね。
>東京のイタ飯屋さん、どうしてあんなに繁盛しているのでしょうか?値段が高い、味はまあまあ、量が少な過ぎ、ヴィーノが法外な価格に加えて味が少々落ちている、スタッフが気取り過ぎ等々、マイナス点が多いようですが。
本当のイタリア料理を知らない人たちが、あれが本物だと思っているのでしょうか。
あの気取りが好きなのでしょうか・・・
私なんてカメリエーレがドゥエペルソーネ!なんてイタリア語を使っているのを聞くと
ぞぞっとしてしまいます。ここは日本で、日本人が食べにきているのに。
そして、彼らは、客を見る目がないというか、
ある程度知っている人間だと分かったら、知ったかぶりの説明はやめた方がいいのに、
オウムのように、同じような説明を皆にしているのですよね・・・
意地悪して、ちょっと突っ込んだ質問をしてみたくなることがあります。
出発まであと20日ほど。
様々な手配は済みましたが、その他は何も準備していません。
忘れ物をしないようにしなくちゃ。icon
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from: シニョレッリさん
2013年07月06日 11時07分48秒
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ぐら姐さん
>作り方は現地仕込みだし、
素晴らしい!!
我が家では家内がイタ飯を専門に作って、家内がヴィーノ・ロッソをがぶ飲みしています。私の方は、今の季節ならばカツオ、アジ、イワシ、カレイ、トビウオなどの旬の魚のお造り(自分で作ります)、そして純米吟醸無濾過生酒がメインです。勿論、家内の料理も食べるし、ヴィーノも飲みますが。
日本のイタ飯事情、全く同感ですね。
「イタリアで修業しました」のイタ飯屋さん、多いですよね。 これに対する私の思いは「えっ!!(絶句して)、本当?嘘だろう」が普通となります。一般的にイタ飯屋さんの原価率が低過ぎるし、あの気取りが解せません。
とてもとっても不思議なのは、東京のイタ飯屋さん、どうしてあんなに繁盛しているのでしょうか?値段が高い、味はまあまあ、量が少な過ぎ、ヴィーノが法外な価格に加えて味が少々落ちている、スタッフが気取り過ぎ等々、マイナス点が多いようですが。
イタリアで食事をしたことがない人が行っているのだ、と勝手に解釈しています。
シチリアの旅、いいなあ、羨ましい。十二分に楽しんできてください。icon
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ぐら姐、
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from: ぐら姐さん
2013年07月06日 09時16分51秒
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シニョレッリさん、
遅ればせながら、日本のイタリアンについて。
私も自分から進んで行くことはしません。
高いのは仕方がない面もあるとは思いますけれど。
プロシュットも、オーリオも、アッチューゲも、輸入物を使うことになるのですから。
でも、その理解できる範囲を飛び越えて、法外な店もたくさんありますね。
自分の財布では絶対行けないし。
友人、知人に誘われてお付き合いすることもありますが、
まともな店でも、それなりに食べて、そこそこ飲むと8000円~1万円超ぐらいかかりますね。
店の立場になれば仕方がないかな・・・と思うこともありますが、
私の懐具合を考えると、そうそう何度も付き合える金額ではありません。
飲まない人だとそれほどでもないのでしょうけどねぇ・・・
それとやっぱり量が少ない。
パスタ70gって、1人前じゃないでしょって思っちゃう。
イタリアでも、ガンベロロッソ3ツ星の店とかだと、
何種類もあるコース料理の一環としてパスタは少しだけというのはありますけど
それにしても、日本の気取った店のは少ないです。
料理もさることながら、やはりヴィーノが高い!
ヴィーノ持込OK、どんなヴィーノでも持ち込み料1000円~1500円でOK
なんて店があったら、よいヴィーノを持ち込んで料理が楽しめていいのになあ
なんて思います。
で、結論は、我が家で楽しみます。
食材はちゃんとイタリアものがそろっているし、
作り方は現地仕込みだし、
(箔をつけるためにちょこっとイタリアの料理研修に行って
イタリアで修行しました、という人よりはまともだと思っています)、
量はたっぷり食べられるし、
買い置きのよいヴィーノが好きなだけ飲めるし。
夏に行ったら、シチリア食材をしっかり買い込んでこようと思います。
シチリアのオーリオ、大好きなんです。icon
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from: シニョレッリさん
2013年07月05日 13時55分51秒
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美術館・教会巡り(145) ローマ、サン・カルリーノ・アッレ・クアットロ・フォンターネ教会と四つの噴水
この教会に行くと、「花より団子」ならぬ「教会より噴水」となってしまいます。
クアットロ・フォンターネ通りです。
この通りの右側にバルベリーニ宮があります。
ボッロミーニの傑作と言われるサン・カルリーノ・アッレ・クアットロ・フォンターネ教会です。建築が素晴らしいのですが、彫刻や祭壇画が冴えません。
という事で「教会よりも噴水」となるのです。
この交差点の四隅に噴水があります。
この交差点を境に通りの名前がクイリナーレ通りから9月20日通りと変わります。
ともあれ、この交差点は交通が激しく、噴水をゆっくりと鑑賞どころではありません。
この噴水はアルノ川を表しているそうですが、その理由が分かりません。
教皇シクトゥス5世の命によって、1588年から1593年にかけて制作されたそうです。
こちらはテヴェレ川を表しています。植物の彫刻が見事です。
「女神ジュノー」です。
「アルノ川」、「テヴェレ川」そして「女神ジュノー」の3つはドメニコ・フォンターナの作品です。
女神に敬意を表して、もう一枚。でも撮った季節が違います。これは6月、上は2月です。
「女神ダイアナ」です。この彫刻は鬼才ピエトロ・ダ・コルトーナのデザインと言われています。彫った人は不明です。
季節によって、少し雰囲気が違いますね。これは6月、上が2月です。-
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ぐら姐、
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from: シニョレッリさん
2013年07月04日 13時01分31秒
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リナッシメント芸術家(40) ファブリツイオ・サンタフェーデ
ファブリツイオの作品を幾つか観ている筈でしたが、覚えておらず、彼の名前と作品を初めて意識したのは、ナポリのピオ・モンテ・デッラ・ミゼリコルディア聖堂美術館に行ったときでした。それだけパッとしない作品ばかりを描いていたからでしょう。
ナポリのピオ・モンテ・デッラ・ミゼリコルディア聖堂美術館はカラヴァッジョのファンならば必訪の地なので、訪れた方々が多いと思います。(カラヴァッジョの「慈悲の七つの行い」があります。近年、美術館としての整備が進み、興味深い作品を多数展示しています)
Fabrizio Santafede(1560ナポリ生まれ~1628ナポリで没):16世紀後半から17世紀第一四半世紀にかけてナポリを中心に南イタリアで活動した画家です。
画家だった父フランチェスコ・サンタフェーデから手ほどきを受けた後、フランチェスカ・クリアとアンドレア・サッバティーニに師事して腕を磨きました。
非常な勉強家でボローニャ、フィレンツェ、ローマ、ヴェネツィアなどに赴き、有名な作品の鑑賞や当時活躍した画家たちと交流しながら、研究に励み自身の画業の向上に努めました。その間に培われた鑑賞眼によって古美術商としても大成しました。
彼の甘美で優美、鮮やかな色彩の後期マニエリスム様式の画風は非常に人気が高く、ナポリの彼の工房は大いに繁盛したそうです。
殺人を犯してローマを追われ、その逃亡の過程でナポリに来たカラヴァッジョと何らかの交流があったようで、カラヴァッジョの作風から深く影響を受けて、ナポリ派カラヴァッジェスキの一人となりました。もっとも当時ナポリで活躍していた画家でカラヴァッジョの影響を受けなかった方が珍しいと言われているので、それは当然と言えば当然なのでしょう。
弟子にマッシモ・スタンツィオーネがいます。
では、彼の作品を幾つか観てみましょう。
「タバサを蘇生させる聖ピエトロ」(1611)です。ナポリのピオ・モンテ・デッラ・ミゼリコルディア聖堂美術館にあります。
良く描かれていますが、訴えてくるものが余り無いですね。
「マルタとマリアの家の前で説教するキリスト」(1612)です。これもピオ・モンテ・デッラ・ミゼリコルディア聖堂美術館で見ることが出来ます。
ナポリ、サンティ・せヴェリーノ・エ・ソッシオ教会にある「玉座の聖母子と聖人たち」です。
サンタフェーデに限らず、このところ、ここで取り上げているジョヴァンニ・バリオーネ、ジュゼッペ・チェーザリの後期マニエリスムの作品は見場は良いけれど、どれも陳腐で作品の見分けがつきませんね。
カラヴァッジェスキだった典型的な作品画像を探しましたが見つかりません。
彼の作品はナポリの教会めぐりをすれば直ぐ目にしますが、やはり印象に残らない画家のようです。-
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ぐら姐、
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from: シニョレッリさん
2013年07月02日 11時18分41秒
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from: Yukoさん
2013年07月02日 10時19分03秒
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シニョレッリさんおはようございます。
同感で~~す!
私も日本でイタリアンに行く事はまずないです(^^;
味はきっとさして変わらないのも知れませんが(変わるかな^^)VINOの高さが許せないのです!
遠い所を運んでくるのですから仕方ないのは分かっていてもあちらで500円で飲んだものがこちらで3000円!
だったらあちらで飲むわ(~_~;となるわけですよね。
お料理の量もしかり!
量は日本ので丁度良いのですが・・・だったら安くしてよ!
わがままですよね。
近所にイタリアワインと食品の専門店があるのですが絶対買いません。
あまりの高さに「行くまで我慢しよう~~」となります(^^;
今はもっぱら家(仕事場)呑みです♪icon
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from: シニョレッリさん
2013年07月02日 07時42分47秒
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超一流は値段だけ
昨夜、本当に久し振りに東京のリストランテで食事をしました。
イタリアで毎食食べれば満足なので、何も無理をしてまで日本でイタリア料理を食べることは無いと普段から思っていますが、昨夜は友人が場所を決める番なので、そうなった次第です。
私にとって、そこは初体験でしたが、有名なリストランテで、評判通り昨夜も満席でした。(予約が大変だとか)
何かと評判が悪い、ヴェネツィアの観光客向けレストランですが、昨夜のリストランテと比べれば可愛いものです。味はほぼ同じ、量はヴェネツィアのほぼ半分、料金はヴェネツィアのほぼ倍、ヴィーノに至ってはヴェネツィアの数倍でしたから。
味の原因は、想像ですが、料理人の数が顧客に対して少ないからだと思いました。寿司屋では、職人一人が目配りして対応できるのはカウンターの6,7席と言われていますよね。それと大体同じなのでしょう。
パスタは数人分を纏めて作ったに違いない、纏まった量のパスタを茹でたに違いない、と十分に思えたからです。アルデンテのパスタを少し時間をおいて料理したような感じでした。
盛り付けは妙に気取ったものでした。
蕎麦の中には、一人前がソバの3,4ススリなんて名店がありますが、この店は似たようなのもので、イタリアのパスタ量に慣れている人には、どうなんでしょうか?
ヴィーノですが、エノテカの販売価格を知っているので、正に法外とも言える値段でした。
友人夫婦の方から、このレストランはおかしいとの発言があったので、私たち夫婦も酷評を始めて大いに盛り上がりました。
不思議なのは、何故、ここが評判の店で満席なのかでした。(営業妨害だと言われそうなので実名は出しませんが)
写真はこの店と全く関係ありません。
気分直しです。
勿論、イタリアのトラットリアで出された料理です。-
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ぐら姐、
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