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独断と偏見で楽しむイタリア芸術

独断と偏見で楽しむイタリア芸術>掲示板

公開 メンバー数:54人

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  • from: シニョレッリさん

    2016年03月29日 15時34分47秒

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    にょん太さん、

    ご指摘有難うございます。

    ポルト・エルコレで病死したカラヴァッジョが所持していた作品の一つでしょうか?
    いずれにしても、この辺の所は素人には無理ですね。
    専門家に任せましょう。

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    nono nasakura maria

  • from: にょん太さん

    2016年03月29日 14時11分39秒

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    mariaさん、初めまして。

    シニョレッリさん、

    >ローマの個人蔵の作品は、カラファ・コロンナ夫人が遺産として所有していたものだ

    これ違いますよね。
    1951年のカラヴァッジョ展に出展されていた後、行方不明になっていた作品が見つかり、鑑定の結果、カラヴァッジョの真筆とされた作品が今回のカラヴァッジョ展で見ることが出来るのです。
    1951年の時点で、行方不明だった作品が「マグダラのマリア」の中で最も質が高いとされていました。

    上野のカラヴァッジョ展で展示されている作品

    別ヴァージョンのもの
    二つの作品を並べて実際に見てみないと区別がつきません。

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  • from: シニョレッリさん

    2016年03月27日 16時46分10秒

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    mariaさん、

    コメント、有難うございます。

    私も「マグダラのマリア」に見とれました。

    「法悦のマグダラのマリア」ですが、カラヴァッジョ自身による複製画が何枚かあり、他の画家によるコピー画も何枚もあります。今回が世界初展示となる件の作品の隣に、カラヴァッジョ自身による複製画(ナポリやシチリアで20枚程度の複製画が残っているそうです)や他の画家のコピー画があれば、展示されている作品の価値がモット分かるだろうな、と鑑賞しながら勝手に思いました。

    ローマの個人蔵のこの作品は、カラファ・コロンナ夫人が遺産として所有していたものだと思います。そのことから、ローマで殺人を犯したカラヴァッジョがコロンナ家を頼って、ラツィオの山の中に逃げ込みましたが、ラツィオ山中にコロンナ家の邸宅が3つあり、そのうちのどれかで描いて、コロンナ家に置いてきた可能性があるとされてます。カラヴァッジョの仇敵のジョヴァンニ・バリオーネを含む、当時の3人の伝記者が「マグダラのマリアはラツィオの山中で制作された』と記しているのです。
    カラヴァッジョの父が仕えたカラヴァッジョ侯の夫人コスタンツァはローマの名門貴族コロンナ家の娘で、その縁でカラヴァッジョ侯夫人は逃亡中のカラヴァッジョに支援を続けたと言われてます。

    イタリアでは、この「マグダラのマリア」がどうして東京で世界初公開されるのか、ローマ少なくてもイタリアで初公開されるべき、との不平不満が噴出していたそうです。
    しかし、東京での初公開は所有者の意向であることが分かって、一件落着と聞いてます。有難いことです。

    この作品を見るために、わざわざイギリスから日本に来た友人がいます。

    出張展示は時に非常に有難いと思います。

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  • from: mariaさん

    2016年03月27日 12時12分01秒

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    シニョレッリ 様、
     いつも楽しく拝見しております。
     私も、上野のカラバッジョ展、開催早々行ってきました。シニョレッリ様の解説で、改めて理解を深める事が出来、感謝申し上げます。
     「マグダラのマリア」くぎ付けになりました。しばらく絵の前から離れられませんでした....。
     私は当分イタリアに行く事が出来ないので、東京で開催される展覧会は有難いです....。

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  • from: シニョレッリさん

    2016年03月27日 10時54分11秒

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    cokemomoさん、

    漸く修復された聖堂が30年振りに公開される、然しながら公開日が9月までと限定されている、この辺の解釈が微妙です。
    修復が終わったならば、常時公開が当たり前ですから。

    修復工事が再開され、工事がいつ終わるかもわからない、イコール次の公開も何時になるか分からない、この可能性もありそうです。

    と言うことで、行ける時に行っておくのが正解と思います。

    「バッカス」の「得体の知れない気味悪さ」を感じますか?
    cokemomoさん、鋭いですね。

    色々な解釈がありますが、バッカスの顔が妙に女性ぽいでしょう。
    有力な解釈の一つは、同性愛、この場合は男色の女性役(バッカス)がヴィーノを飲んで顔を赤らめて、相手となる男を誘っているというものです。

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    marien

  • from: シニョレッリさん

    2016年03月27日 10時13分21秒

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    ぐら姐さん、

    フォロ・ロマーノは、強烈な日差しを遮るものは木がちらほらあるだけで、炎暑の中を歩くのが大変なので、私は避ける一手です。

    暑さ寒さに強いとのこと、羨ましいです。

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  • from: cokemomoさん

    2016年03月27日 09時25分53秒

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    シニョレッリさん、にょん太さん、みなさま、こんにちは。

    公開を知ってからずっと迷っていたサンタ・マリア・アンティクア聖堂ですが、お二人のコメントを拝見するにつれ、「期間中にイタリアにいるのに見逃してはならん!」となりました。

    今回は往復は別ですが友人と一緒なので、計画の変更を打診したところ快諾が得られまして、フィレンツェ〜ボローニャの移動の間にローマをねじ込むことに決定。昨夜のうちに鉄道のチケットを購入しました(^^)

    今回のイタリア旅行は「おばちゃんイタリア古寺巡礼入門」と題していて、
    ポンポーザ・アッピアーノ・ナトゥルノ・(チロル城)・ロメーナ・グロピナを訪れる予定、サンタ・マリア・アンティクア聖堂はそのフィナーレにうってつけのような気がします。楽しみです!


    ところで、カラヴァッジョの「バッカス」の顔、得体の知れない気味悪さを感じながらも見入ってしまいます。顔だけが赤いのも・・・

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  • from: ぐら姐さん

    2016年03月27日 09時08分04秒

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    シニョレッリさん、にょん太さん、

    サンタ・マリア・アンティクア聖堂のことを教えてくださってありがとうございます。
    私は、夏に見に行くことにします。
    いい年ですが、暑さ寒さには強いので。
    5月に行かれた後の報告を楽しみにしています。

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  • from: シニョレッリさん

    2016年03月27日 08時50分38秒

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    にょん太さん、

    仰せの通りです、「トカゲに噛まれる少年」も普段、見ることが出来ない作品に含めるべきでした。

    今回のように、特別展では個人所有の作品が展示されることがあるので、普段見ることが出来ない作品を観ることが出来る点で、特別展が有難く思える時があります。

    ブレラから「エマオの晩餐」、コルシーニから「洗礼者ヨハネ」、パラッツォ・ビアンコから「この人を見よ」が来てますが、それらではカラヴァッジョ作品がそれぞれ1点のみですから、現地に行った入館者からの不満が出そうですね。

    ロンドン・ナショナル・ギャラリーの「トカゲに噛まれる少年」

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  • from: にょん太さん

    2016年03月27日 06時52分22秒

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    シニョレッリさん、

    普通見ることが出来ない作品に「トカゲに噛まれる少年」を含めるべきでしょう。

    作品を所有するフィレンツェのFondazione di Studi di Storia dell'Arte Roberto Longhiに行っても事前予約制、而も見学可能な対象者を一応研究者など専門家に限っているので、伝手がないと素人には敷居が高いです。

    フィレンツェにある作品

    別バージョンの「トカゲに噛まれる少年」がロンドンのナショナル・ギャラリーにあります。←(シニョレッリさんなら常識の範疇ですね)

    日頃から「作品は現地で見るべし」の出張展示反対論者のシニョレッリさんは、今回のカラヴァッジョ展だけは例外のようですね。

    カラヴァッジョ展は行く価値ありです。

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