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独断と偏見で楽しむイタリア芸術

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  • from: シニョレッリさん

    2012年11月09日 16時23分27秒

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    イタリア以外の旅(8) ウィーン、美術史美術館

    9月末から10月初旬にかけて、ロンドン、ミュンヘン、ザルツブルク、ウィーンの4都市に行きました。
    今では随分前の様な気がします。
    その帰国後、中5日でイタリアに出発し、イタリアの旅行記をアップしたりしているので、「イタリア以外の旅」に戻るのは今更ですが、ウィーンの美術史美術館で展示されているイタリア・リナシメント作品は傑作ばかりということで、無視する訳にはいかず、簡単に触れることにします。

    美術史美術館です。
    イタリア全土がハプスブルク家に支配されたことはありませんが、北イタリアなど部分的に支配された時代が長く続いたという事で、ハプスブルク家が保有するイタリア美術作品は半端なものではなく、画家たちの代表作ばかりと言っても過言ではないと思います。

    イタリア絵画ではありませんが、ブリューゲルの収集では世界一で、それだけでも行く価値があると思います。

    階段も豪壮華麗です。

    この美術館のカフェは素晴らしいのでお勧めです。特にケーキとウィーン風コーヒーが秀逸です。

    ラファエッロの「草原の聖母」です。

    カラヴァッジョの「ロザリオの聖母」です。
    カラヴァッジョの作品が三つあります。それだけでもワクワクします。

    カラヴァッジョの「ゴリアテの首を掴むユディト」です。ゴリアテの顔はカラヴァッジョの自画像ではないかと言われています。

    カラヴァッジョの「荊刑のキリスト」です。この作品の真贋、帰属を巡って様々な説が出されています。

    この他にアントネッロ・ダ・メッシーナ、ジョルジョーネ、パルミジャニーノ、ティツィアーノ、ロレンツォ・ロット、モレット、コレッジョ、ジェンティーレ・ダ・ファブリアーノ、ジュゼッペ・アルチンボルドなどの傑作があるのですが、今回は簡単にやりたいので、思い切って省略します。

    これで「イタリア以外の旅」を終わります。

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コメント: 全1件

from: ぐら姐さん

2012年11月18日 09時20分34秒

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オーストリアには、’94年に出かけていて、
ここもその時に観てきましたが、当時はカラヴァッジョのことも知らず、
ブリューゲルとクリムトなどを中心に観ただけでした。
シニョレッリさんにこうして紹介していただくと、改めて再訪したくなりました。

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