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from: シニョレッリさん
2012年11月27日 07時48分25秒
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傑作選(9) パルミジャニーノの「長い首の聖母」
清涼で上品、そして光り輝く色彩を駆使して、誇張された遠近法と特異な人体表現が特徴のパルミジャーノの作品は一度見たら強烈な印象を受けずにはいられないと思います。
パルミジャニーノの「長い首の聖母」です。フィレンツェ、ウッフィツィ美術館にあります。
聖母の表情は優雅で慈愛に満ちていますが、どうしても長い首に目が行ってしまいます。
少し前にカポディモンテから彼の代表作の一つ「アンテア」が日本に来ていたので、パルミジャニーノが好きになった方が多いと思います。
ただ、この作品の展示室では、意外にもこの作品に一瞥さえもしないで通り過ぎる方々が結構多いことに気付きました。
時間の制約があるツアーならば仕方が無いですが、個人で入館している人でも全然この作品に目を向けないのを可なり見かけました。この作品が展示されている場所が後半なので疲労してしまって先を急いでいるのかも知れません。でもマニエリスム絵画の代表作の一つなので、見逃す手はありません。
ところで余談ですが、Bardi(パルマ県)のサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会に「バルディの祭壇画(玉座の聖母子と聖人たち)」があるのですが、教会の作品説明板にGirolamo Francesco Maria Mazzolaの作品とだけ書いてありました。6,7年前の事で今はどうなっているか分かりませんが、これでは分からないと思いました。(その長い名前はパルミジャニーノの本名です。)
その「バルディの祭壇画」です。-
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