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独断と偏見で楽しむイタリア芸術

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  • from: シニョレッリさん

    2012年12月15日 11時33分38秒

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    美術館・教会巡り(54) サヴォーナ市立絵画館

    美術館・教会巡りが好きな私にとって、公共交通機関、特にバス便が極端に不便になる日曜日と祝日、そして美術館・博物館の大部分が休館となる月曜日の過ごし方に腐心させられます。
    サヴォーナ市立絵画館は月曜でも開館しているので、リグーリア州への旅では貴重な存在です。

    絵画館となっているパラッツォ・ガボッティです。

    パラッツォのキオストロだと思いますが、通り抜けが出来ると言うか、道路になっています。パラッツォの中にトラットリアが入っていて、道路?に席が置かれています。

    トラットリアの席の上に浮彫があります。

    絵画館の扉が閉まっていましたが、開館予定時間きっかりに空きました。
    今年4月に初めて行きましたが、事前学習不足のため不完全燃焼の鑑賞となってしまったので、10月にも行った次第です。

    ドナート・バルディの「磔刑と聖母tマグダラのマリアと福音書記者聖ヨハネ」です。
    尚、今回の作品画像は全てサヴォーナ市立絵画館HPからの転載です。

    ジョヴァンニ・マツォーネの「ご生誕のポリプテック」です。大きな豪華な作品です。

    ジョヴァンニ・バッティスタ・カルローネの「火山噴火に驚くヴィーナスとマルス」です。

    ニッコロ・バラビーノの「玉座の聖母子と聖人たち」です。

    ここで圧巻なのは、無名画家による「聖母子」が33点あることでしょう。
    私が感銘を受けた作品ですが、ヴィンチェンツォ・フォッパの「玉座の聖母子と聖人たち」、タッデオ・ディ・バルトロの「聖母子と聖人たちと寄進者」、ルカ・バウドの「幼きキリストを崇拝する聖母と二天使」、ヴァレリオ・カステッロのピエタ」、ドメニコ・ピオラの「福音書記者聖ヨハネの前に現れた十字架を担ぐキリスト」などでした。

    絵画館を出たところにあるオブジェです。

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