新規登録がまだの方

下の[新規登録]ボタンを押してコミュニティに登録してください。

登録がお済みの方はこちら

コミュ二ティポイントのご案内

詳しく見る

独断と偏見で楽しむイタリア芸術

独断と偏見で楽しむイタリア芸術>掲示板

公開 メンバー数:54人

チャットに入る

サークル内の発言を検索する

サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。

閉じる

  • from: シニョレッリさん

    2013年01月20日 09時58分44秒

    icon

    美術館・教会巡り(81) パヴィア、サン・ミケーレ・マッジョーレ聖堂

    パヴィアでは最も歴史ある教会のサン・ミケーレ・マッジョーレ聖堂ですが、略して単にサン・ミケーレ聖堂と呼ばれるのが普通のようです。

    6~8世紀のロンゴバルド王国の中心的な教会に源を発し、ロンゴバルド国王の戴冠式に使用されました。

    教会の壁に落書きする不届き者がいるようです。

    ところが1004年、火災によって焼け落ちてしまい、現在の建物は元あった場所の上に火災後に再建され、1155年に完成したものが基本になっています。

    15世紀後半と19世紀に大掛かりな改修工事が行われましたが、建設当時のロンバルド・ロマネスク様式をそのまま伝えています。

    現在の建物が完成した1155年にフェデリック・バルバロッサの戴冠式が行われたそうです。

    荒々しく質実剛健な造りで歴史の重みが感じられます。
    砂岩でできた、飾り気が殆どないファサードも建設当時の姿を伝えます。

    入口上のルネッタに大天使ミカエルの素朴な浮彫があります。

    12世紀に制作された柱の装飾彫刻も素朴な感じがします。

    内部は三廊式のロマネスク様式となっています。主祭壇の磔刑像は12世紀のものだそうです。

    左右の側廊には礼拝堂が設けられています。

    意外にも新しい部分が混在しています。新しい部分は19世紀に改修された所だそうです。

    15世紀に描かれた天井のフレスコ画「聖母戴冠」ですが、私には制作者が分かりません。

    「聖母子と二聖人」ですが、これも制作者名が分かりません。

    床のモザイクが見事です。
    クリプタも見ましたが暗くて良く分りませんでした。
    どうもお宝芸術品には欠ける聖堂とお見受けしました。

    • サークルで活動するには参加が必要です。
      「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
      ※参加を制限しているサークルもあります。

      閉じる

    • 0
    • サークルで活動するには参加が必要です。
      「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
      ※参加を制限しているサークルもあります。

      閉じる

    • 0

    icon拍手者リスト

コメント: 全0件