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独断と偏見で楽しむイタリア芸術

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  • from: シニョレッリさん

    2013年03月09日 09時28分57秒

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    美術館・教会巡り(102) トリノ、サン・ジョヴァンニ・バッティスタ大聖堂

    今回取り上げるのは、聖骸布で有名なトリノの洗礼者ヨハネ大聖堂です。

    近年のDNA鑑定の結果、聖骸布はニセモノと断定されましたが、宗教ですから信じれば良いのであって、その真贋はどうでも良いのです。科学の発達は時にはヤボなことをするものです。でもニセモノと聞いては、何となく有難味が薄れるような気がするから不思議です。

    この地には初期キリスト教時代に創建された三つの教会がありましたが、15世紀後半に取り壊され、その上に1491年に建設が始められ、1498年に完成した建物が現在見ることが出来ると言う訳です。献堂は1505年だそうです。その後、バロッコ時代に一部改修が行われたことから、建築様式としてはリナシメントとバロッコの折衷となります。

    この日は雨にも拘らず教会に来る人が多かったのですが、その訳は約20分後に判りました。

    しかも聖堂内に入らず、寒い中、わざわざ外にいる人がいました。

    聖堂内部は三身廊の堂々とした造りです。ピンボケです。その訳は、先ほど、外で待っていた人たちが棺桶を担ぎながら入ってきたので、慌ててしまったからです。(撮った順番は絵画の方が先になります)
    大聖堂で葬儀というからには、亡くなった方は地位の高い人だったようで、この後、葬儀参列者が続々と入ってきました。
    葬儀では流石にもう鑑賞どころではありません。

    「最後の晩餐」です。
    トリノ大聖堂の「最後の晩餐」はズッート気になっていて、誰の作品かと疑問に思っていましたが、調べませんでした。ところが、昨年6月、フィレンツェでウッフィツィ美術館の非常設展示作品を見る集いがあって、私も末席を汚しましたが、その際、この作品が話題になって事の次第が漸く分かりました。レオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」のキャンバス油彩コピーで作者不明だそうです。
    出来の良いコピーなので必見と思います。

    デフェンデンテ・フェッラーリとジョヴァンニ・マルティーノ・スパンツォッティの「靴職人ギルドの多翼祭壇画」です。これがこの聖堂一番の見所作品だと思います。



    葬儀開始前の慌ただしい時間に撮り鑑賞メモどころではなかったので、この三作品については作者等が分かりません。
    葬儀が始まったので、少しだけ見ましたが、良い経験でした。厳粛ですが、華やかな感じがしました。でも葬儀の写真を撮るのは遠慮しました。

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