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from: シニョレッリさん
2013年03月18日 08時23分49秒
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美術館・教会巡り(107) クレモナ、サンタ・マリア・アッスンタ大聖堂
裕福なクレモナの大聖堂は、裕福なだけにパトロンが多く、お宝芸術品ばかりです。
中々の迫力です。
1107年に創建され1491年に完成しました。
奉献は1190年でした。
17世紀半ばに一部改築されたので、ロマネスク、リナシメント、バロッコ様式の折衷した建築様式が見られるそうです。
15世紀に完成した鐘楼です。
裏側は質実剛健な造りです。
身廊側にもファサードがあります。
十分の一税が教会税でしたが、それにしてもお金持ちですね。
洗礼堂です。
正面ファサードの下は柱廊になっています。
これって何と言うのでしょう、度忘れして思い出せません。
度忘れを放置して先を急ぎます。
堂内は三廊式ラテン十字形です。
右側廊です。
左右の側廊には礼拝堂が設けられています。
ポルデノーネの「聖母子と聖フィリッポと聖ジャコモと寄進者」です。
左右の柱の上にフレスコ画があります。
大聖堂の名前に因んで、これらのフレスコ画の主題は「聖母の物語」となっています。
制作者はロマニーノ(ジロラモ・ディ・ロマーノ)です。
この辺りの主題は「キリストの物語」になっています。
ゲルヴァシオ・ガッティの「ご訪問」です。その下の「聖母子」の作者は分かりません。
ジョヴァンニ・バッティスタ・トロッティ通称マロッゾの「受胎告知」です。
主祭壇の全ての壁にフレスコ画が描かれていますが、ボッカッチオ・ボッカッチーノの作品です。
パンフレットに拠れば、ベルナルディーノ・ガッディの「聖母被昇天」との事ですが、これは間違いで「聖母被昇天」は下の方に見える祭壇画で、これはボッカチーニのフレスコと思います。
ボッカッチオ・ボッカッチーニの「磔刑を崇める聖人たちと寄進者カノニーコ・フォドリ」です。
ジョヴァンニ・バッティスタ・トロッティ通称マロッゾの「聖霊降臨」です。
ジュリオ・カンピの「キリストの洗礼」です。
バルナルディーノ・カンピの「洗礼者ヨハネの斬首」です。
剥離フレスコ「聖母子」の作者は不明のようです。
この聖堂の最高傑作はこれでしょうね。ポルデノーネの「磔刑」です。
念のため、主祭壇をもう一度じっくりと見ました。
この扉から外に出ました。
外に出たら、直ぐにアントニオ・ストラディバリ像がありました。流石にクレモナです。-
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ぐら姐、
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