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独断と偏見で楽しむイタリア芸術

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  • from: シニョレッリさん

    2013年04月14日 16時11分19秒

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    リナシメント芸術家(34) ジロラモ・ジョヴァノーネ

    今回は、盛期リナシメントにミラノ、トリノ、ヴェルチェッリなどで活動した画家ジロラモ・ジョヴァノーネを取り上げます。
    Girolamo Giovanone(1486/1487ヴェルチェッリ生まれ~1555ヴェルチェッリで没):額縁や寄木細工など木工職人の家に生まれ、15歳にならないうちににピエモンテの画家Giovanni Martino Spanzottiに師事して師匠の工房で修業しました。
    親方になってから、そこそこ活躍しましたが、穏やかで面倒見の良い性格だったようで、ジロラモの真骨頂を発揮したのは作品よりも名伯楽としてでした。後世に名が残った彼の弟子にガウデンツィオ・フェッラーリ、イル・ソドマ、ベルナルディーノ・ラニーノがいます。
    初期にはデフェデンテ・フェッラーリの影響を受けた画風ですが、後期になると弟子であるガウデンツィオ・フェッラーリの強い影響を受けた画風に転じました。師匠は立場や面子があって弟子の画風を中々取り入れないのが普通ですが、ジロラモはそれに拘らなかったのです。

    「聖母子と二聖人と寄進者たち」です。トリノ市立博物館(マダーマ宮)にあります。

    「玉座の聖母子と二聖人と寄進者たち」です。ロンドン・ナショナル・ギャラリーにあります。
    これらの作品を見ると、稍平凡ながら丹念に描かれ、彼の性格が垣間見える秀作だと実感します。

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