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from: シニョレッリさん
2013年06月02日 14時42分45秒
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美術館・教会巡り(130) トレヴィーゾ市立サンタ・カテリーナ博物館
トレヴィーゾ市立ルイージ・バイロ絵画館です。
5年ほど前でしょうか、建物の修復工事の為、一時休館との案内が出ていましたが、その後、工事は一向に着工されず、建物前は鳥の糞ばかりで、このまま閉館になるかも知れません。この小さな絵画館の殆どの作品は、現在、市立サンタ・カテリーナ博物館で見ることが出来ます。
サンタ・カテリーナ通りで、この先に博物館があります。
博物館は旧サンタ・カテリーナ教会、旧サンタ・マリア修道院、それにリナシメント期に建てられた館から成る、複雑な構造をしています。
サンタ・カテリーナ教会のファサードと修道院です。
教会の鐘楼はファサード側からは見えないので、教会の裏の道から撮りました。
サンタ・カテリーナ教会は1346年に創建され、15世紀中頃に完成したゴシック様式の教会です。
教会は、1998年から博物館の一部として整備されました。
旧サンタ・マリア修道院ですが、博物館の入り口はこちらの方にあります。
博物館の入り口です。
切符売り場を出た所です。
修道院のキオストロです。
博物館内部は撮影禁止なので、先ずは私が撮った写真を載せています。
修道院は綺麗に整備されています。
修道院回廊の壁の所々にフレスコ画が残っています。
教会の小さなキオストロです。
向こうに見えるのが現代抽象画です。
オブジェも新しいものです。
この博物館は、トレヴィーゾの地に人が住み始めてから現代までの、古代発掘遺跡から現代絵画・彫刻を含む幅広い展示によってトレヴィーゾの歴史を辿ることが出来るものとなっています。
作品の紹介は、博物館HPからの作品画像を転載させて頂いて行うことにしましょう。
トンマーゾ・ダ・モデナの「聖女ウルスラの物語」です。
制作者不明の「聖女カテリーナの物語」の剥離フレスコの一部です。
ヤコポ・バッサーノの「磔刑と四聖人」です。
パリス・ボルドンの「キリストの復活」(1555-57c)です。
アンティヴェドゥート・グラマティカの「聖女チェチリアと音楽天使たち」(1619c)です。
トレヴィーゾの画家Ludovico Pozzoseratoの「合奏」(1585c)です。茶系統の独特な色使いが特徴です。
フランチェスコ・アイエツの「アイエツ家の人たち」(1807)です。
最後に、作品画像がない作品のうち、傑作・秀作の作品リストを掲げてこの項を終わることにします。
チーマ・ダ・コネリアーノ:「聖母子」(1500-04c)
ジョヴァンニ・ベッリーニ:「聖母子」(1475c)
以上二作品がこの博物館の白眉とも言える傑作だと思います。
ヤコポ・ダ・ヴァレンツァ:「聖母子」
ジロラモ・ダ・トレヴィーゾ・イル・ジョヴァーネ:「マギの礼拝」(1520-25c)
ティツィアーノ:「スペローネ・スペローニの肖像」(1544)
ロレンツォ・ロット:「ドメニコ会士の肖像」(1526)
パリス・ボルドン:「聖家族(聖母が豊満過ぎ?)」(1525c)
パドヴァニーノ:「割礼」(1629)「ご生誕」(1629)
グイド・レーニ:「マグダラのマリア(帰属)」
ピア・フランチェスコ・ペッナッキ:「聖母子と洗礼者ヨハネと聖アンドレア」(1505c)
ジロラモ・ダ・サンタクローチェ:「マギの礼拝」-
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ぐら姐、
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