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独断と偏見で楽しむイタリア芸術

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  • from: シニョレッリさん

    2013年06月19日 17時03分32秒

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    傑作選(72) ヴィンチェンツォ・カテーナの「ユディト」

    先ずはともあれ作品画像を載せましょう。

    1520-31年に制作されました。この作品はヴェネツィアのクエリーニ・スタンパリア絵画館にあります。
    背景の穏やかな風景が何処となくジョルジョーネ風に見えます。それにユディトの悠揚迫らぬ冷ややかな態度の中にあって、特に強い視線が目に焼き付きます。多くの画家たちが手掛け、定番ともいえる画題のユディトの中では極めて印象的な作品だと思います。
    ヴィンチェンツォについては、そのうちに「リナシメント芸術家」で取り上げるので、ここでは簡単に触れておくだけにしましょう。
    彼はリナシメント盛期のヴェネツィアで活躍した画家で、肖像画と宗教画が得意でした。ヴェネツィアの名家に生まれ、年少の頃からヴェネツィアの文化・芸術サークルと交流があったそうです。ウィーンの美術史美術館にあるジョルジョーネの作品「若い貴婦人の肖像(ラウラ」の裏にヴィンチェンツォの名前が書かれていたことから、ジョルジョーネと非常に親しい関係にあったという説が有力です。文化・芸術サークルとの交流を通じてジョルジョーネと知り合った可能性があると思います。
    そのようなことから、この作品の背景風景のジョルジョーネ風というのが理解できそうです。

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