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from: シニョレッリさん
2013/07/18 17:23:10
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この作品を見たかった!
何故、白黒なのでしょうか?
この作品の写真はカラーのものが残っていないからです。
こちらの作品はお馴染みでしょう。
ローマ、サン・ルイージ・デイ・フランチャージ教会コンタレッリ礼拝堂にある、カラヴァッジョの「聖マタイと天使」です。
見たかった!、と切に思う作品は上の白黒の方です。
でも、それは不可能、もう、この世に存在しないから。
どちらの方が優れた作品でしょうか?、と問われれば、私なら文句なしに白黒の作品に軍配を上げます。
聖マタイと天使が明らかに白黒の方が現実的に描かれており、見るものに訴える迫真性が違います。
注文を受けて制作した作品が白黒の方なのですが、何故か受け取りを拒否されて、その代わりに制作した第二作が現在、見ることが出来る作品です。
受け取りを拒否された理由ですが、聖マタイが丸で田舎者の農民のように素朴に描かれ聖人らしくないのと、天使がエロチックに描かれ、それも聖マタイに近寄り過ぎて更にエロチック性を増しているので、教会に相応しくないとされたから、というのが定説のようです。
この受け取りを拒否された白黒の作品(オリジナルは勿論白黒ではありませんよ)は、この教会の向かいの邸宅に住んでいた貴族に引き取られ、19世紀にベルリンに譲渡され、カイザー・フリードリッヒ美術館で展示されていましたが、第二次世界大戦で焼失してしまいました。
コメント: 全2件
from: ぐら姐さん
2013/07/18 21:08:20
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私も、この絵の存在と、2枚描いたいきさつについては読んだことがあります。
焼けてしまったなんて、本当に残念ですね。
これまで拍手をすると、画面がトップに戻っていたのが
今日から(?)画面が動くことなく、拍手の数が加算されるようになりましたね。
初めて、よい方向に変わった感じがします、Beachさん。
from: シニョレッリさん
2013/07/19 07:14:48
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ぐら姐さん

>焼けてしまったなんて、本当に残念ですね。
本当にそう思います。第二次世界大戦ではベルリンにあった名画が多数消失してしまいましたが、カラヴァッジョの作品では「聖マタイと天使」を含めて二作品、別の説では個人蔵の作品も消失したので三作品、どちらの方が正しいのか今となっては分かりませんね。
「聖マタイと天使」と同時に消失してしまったカラヴァッジョの作品です。
これこそ、私が見たかった作品の一つです。カラヴァッジョ・ファンにとっては、このモデルの女性には興味が尽きませんから。
>今日から(?)画面が動くことなく、拍手の数が加算されるようになりましたね。
確かにそうですね。
改善して欲しいことが、私にはもう一つあります。
ウーディネ大聖堂のトピック欄に「アヌンツィアータ」と誤記してしまって、後から「アンヌンツィアータ」と訂正したのですが、「ようこそ」画面では訂正が反映されず、誤記したままになっていて困っています。
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