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from: シニョレッリさん
2013/07/27 06:22:38
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もう一度みたいなあ! (2)
死ぬまでにもう一度見てみたいのは、レオナルド・ダ・ヴィンチの「チェチリア・ガッレラーニの肖像(別名白貂を抱く貴婦人)」(1489‐1490c)です。私
死ぬまでにもう一度見てみたいのは、レオナルド・ダ・ヴィンチの「チェチリア・ガッレラーニの肖像(別名白貂を抱く貴婦人)」(1489‐1490c)です。
私が見たのは一回だけで、2010年春、この作品がウィーンで出張展示されていて、幸運にも本当に偶然に見ることができました。
この作品ですが、ポーランド第三の都市で世界遺産にもなっている、古都クラクフのチャルトリスキ美術館で常設展示されているので、クラクフに行けば簡単に見られます。
だから、「死ぬまでにもう一度」とは大袈裟でクラクフに行けば良いのですが、ポーランドに行くくらいならばイタリアへの旅を優先したいので、そうも行きません。
と言うことで、もう一度見るとすれば、イタリアか日本での出張展示を待つ以外ありませんが、その機会は訪れるでしょうか?
チェチリア・ガッレラーニ(1473‐1536)は、ミラノ公ルドヴィーコ・スフォルツァ(通称イル・モーロ)の愛妾で、大変な才女でした。イル・モーロは1491年ベアトリーチェ・デステと結婚したのですが、新妻ベアトリーチェはチェチリアをライバル視したので、自分の子を宿した身重のチェチリアを已む無くルドヴィーコ・ディ・ブランビッラ(ルドヴィーコ・ベルガミーニ)伯爵に嫁入りさせてしまいました。結婚後、チェチリアはイル・モーロの庶子チェーザレを生みました。
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from: シニョレッリさん
2013/07/27 11:13:47
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Yukoさん、こんにちわ。



コメント有難うございます。
えーと、同じチェーザレでもチェーザレ違いかも知れません。
チェーザレはイタリアではありふれた名前なので、単にチェーザレでは混同してしまいのが当たり前です。チャンと書かないでゴメンナサイ。
チェチリア・ガッレラーニの息子で、イル・モーロの庶子のチェーザレ・ベルガミーニ(1491-1512)は僅か21歳の若さで没してしまいましたが、歴史上の記録が殆ど残されていません。
Yukoさんが興味を持たれたチェーザレとは、第214代ローマ教皇のアレクサンデル6世の庶子チェーザレ・ボルジアのことではないでしょうか。彼については、塩野七生さんが本を書いてますね。
チェーザレ・ボルジアの肖像画は幾つか残っていますが、その中で最も有名な作品はこれだと思います。ベルガモのカッラーラ美術館にあるAltobello Meloneの作品です。
ついでにチェーザレの父のロドリーゴ・ボルジア(アレクサンデル6世)と母Vannozza Cataneiの肖像画を載せておきましょう。
ピントゥリッキオのフレスコ画です。
ボルゲーゼ美術館にあるInnocenzo Francucci da Imolaの作品です。
聖職者の妻帯は禁じられていましたが、この頃には愛妾を持つことが珍しくありませんでした。ただ、ロドリーゴ・ボルジアはそれを大っぴらにやったので、何かと評判が悪いアレクサンドル6世の悪評の理由の一つになっています。
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