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from: シニョレッリさん
2013年08月02日 08時29分25秒
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美術館・教会巡り(158) カステルフランコ・ヴェネト、サンタ・マリア・デッレ・ピエーヴェ教会
城壁が有名なカステルフランコ・ヴェネトですが、城壁内にある教会は大聖堂だけで、それ以外の教会は城壁外にあります。
FS駅を出ると鐘楼のてっぺんが見えます。
鐘楼を目指して歩くことにしました。
駅から徒歩3,4分くらいでしょうか。
サンタ・マリア・デッレ・ピエーヴェ教会です。
4本のコリント式円柱が目立つ新古典様式の外観です。
後で忘れるといけないので、銘板を撮っておきます。
前身は13世紀創建のゴシック様式の教会でしたが、老朽化が進んだので1777年に全面的に改築されることが決定され、教会本体はジョルダーノ・リッカ―ティの、コリント式円柱を含むファサードはアントニオ・ラっザーリの設計によって、1805年に工事着工、1821年に完成したものが、現在、目にすることが出来る姿となっています。
鐘楼の殆どは旧教会のものです。
ファサードのルネッタに聖母子のフレスコ画がありますが、制作者は不明です。
入口の左右に木造が置かれています。
天国のカギを持っているので、聖ペテロと分かります。
こちらの木像は、剣を手にして書簡を持っているので聖パウロと分かります。
単身廊、ラテン十字形の内部です。
左右の側壁に礼拝堂が設けられています。
簡素でスッキリした感じの内部です。
フレスコ画などの装飾がないようです。
主祭壇です。
後陣に二枚の板絵が掲げられています。これだけが旧教会のものだそうです。
右翼廊の礼拝堂です。
アンドレア・ヴィチェンティーノの「ロザリオの聖母」です。
左翼廊の祭壇ですが、天使たちの彫刻の制作者は不明のようです。
ピエトロ・ダミーニの「聖母の誕生」です。
イル・トッレットの「聖母子」です。
この日は雨天で薄暗く、ノーフラッシュでは画面が暗過ぎます。
制作者不明の作品です。
これも制作者不明のようです。
こんなものがありました。
ヴェネツィア派の画家たちによる旧教会のフレスコ画があった筈ですが、全面的な建て替えの際、いっさいがっさい廃棄された様で、フレスコ断片さえ残されていません。-
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