新規登録がまだの方

下の[新規登録]ボタンを押してコミュニティに登録してください。

登録がお済みの方はこちら

コミュ二ティポイントのご案内

詳しく見る

独断と偏見で楽しむイタリア芸術

独断と偏見で楽しむイタリア芸術>掲示板

公開 メンバー数:54人

チャットに入る

サークル内の発言を検索する

サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。

閉じる

  • from: シニョレッリさん

    2013年08月14日 09時16分22秒

    icon

    美術館・教会巡り(163) アンコーナ、サンティッシモ・サクラメント教会


    アンコーナの共和国広場です。左の建物はアンコーナのオペラ劇場Teatro Museです。

    広場に面して、丁度オペラ劇場の対面に建つのがサンティッシモ・サクラメント教会です。

    ファサードは広場ではなくVia Appannaggioに面しています。

    広場に面しているのは、こちら側です。
    1539年に創建され、1548年に奉献、1583年に拡張が完成したルネサンス様式の教会が前身です。信者が増えて狭くなったのと、建物の老朽化が進んだので、18世紀にファーノの建築家フランチェスコ・マリア、チアラッフォーニの設計によってバロック様式で建て替えられた建物(1771年完成)が現在の姿となっています。

    完全に建て替えられたようで、ルネサンス様式の前の教会の姿を一切留めていないようです。

    この案内板を撮っておくと後で忘備録になります。

    単廊式、ラテン十字形のバロック様式の内部です。

    左右の側壁に礼拝堂が設けられています。

    聖人の彫刻はジョアッチーノ・ヴァルレー(1731-1806)の作品で、サン・ジョヴァンニ・イン・ラテラーノ大聖堂の聖人彫刻を模したものです。

    主祭壇うしろ、後陣のフレスコ画があります。

    これです。
    フランチェスコ・ポデスティによる「四福音書記者」(フレスコ)は1880年代に制作されました。

    これも同じです。

    こじんまりしたクーポラです。

    この彫刻装飾もジョアッチーノ・ヴァルレーの作品です。

    主祭壇画はフランチェスコ・カッチアニーガ(1700-1781)の「使徒たちに囲まれて説教するキリスト」です。

    暗くてよく見えません。夕方の教会はこれだから困ります。

    パスクゥアーレ・チアランポーニ(1735-1792)の「パドヴァの聖アントニオの幻視」です。

    カルロ・ダンディーニの作品ですが、これもよく見えません。

    フランチェスコ・ポデスティの「トビアスと天使」です。

    この作品の制作者は不明のようです。
    現在見ることが出来る彫刻や祭壇画は全て18世紀に制作されたものです。
    建て替え前にあった作品の幾つかはアンコーナ市立美術館(建物修復の為休館中)で展示されているそうです。

    • サークルで活動するには参加が必要です。
      「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
      ※参加を制限しているサークルもあります。

      閉じる

    • 0
    • サークルで活動するには参加が必要です。
      「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
      ※参加を制限しているサークルもあります。

      閉じる

    • 1

    icon拍手者リスト

コメント: 全0件