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独断と偏見で楽しむイタリア芸術

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公開 メンバー数:54人

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  • from: シニョレッリさん

    2013年08月15日 08時22分57秒

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    美術館・教会巡り(164) アンコーナ、サン・チリアコ大聖堂

    マルケ州近隣で最も重要で、大司教座が置かれているのがアンコーナのサン・チリアコ大聖堂です。

    Piazza Anfiteatroです。大聖堂はこの広場の丘の上にあります。

    丘の上に続く階段を上ります。

    鐘楼が見えてきました。

    サン・チリアコ大聖堂です。ファサード側の扉は何時も閉まっています。

    ファサード装飾はジョルジョ・ダ・コモの1228年頃の作品です。

    大変古い歴史を持つ教会で、紀元前3世紀には、この地にアフロディーテ神殿がありましたが、6世紀頃にその一部を利用して建てられた初期キリスト教の教会が前身です。

    10世紀中頃、初期キリスト教会の老朽化が進んだので、それを取り壊し、その上に建て替えることに決まり、996年に創建、奉献が1015年、1017年に完成しました。基本的にはロマネスク様式ですが、その後の建て替えもあって、ビザンチン様式、ゴシック様式も加わった折衷様式の教会です。


    ファサード正面の左右に置かれた赤い大理石のレオーネ像が印象的です。13世紀の制作です。

    鐘楼は1314年の建設です。

    クーポラは16世紀に建てられました。

    扉は身廊側にあります。

    この入口から聖堂内部に入ります。

    三廊式、ラテン十字形の内部です。

    左右の側廊に礼拝堂が設けられています。

    聖堂内部はビザンチン様式の堅固な造りです。

    各礼拝堂にはフレスコ装飾がありません。

    13世紀建築のクーポラです。

    質実剛健そのものといった感じの天井です。

    左翼廊の礼拝堂です。

    クリプタです。

    クリプタに安置された墓は恐らくサン・チリアコのものだと思います。


    これらの「聖人たちの浮彫」はレオナルド・リポルターノが1189年に制作したものです。

    祭壇画を幾つか紹介しますが、生憎、制作者など一切不明です。
    この大聖堂を飾っていた傑作、秀作全ては隣接するMuseo Diocesano(大司教館)で展示されるようになり、大聖堂で見ることが出来ません。




    この作品は良いと思います。


    説明なしではお手上げでした。

    Museo Diocesanoです。大聖堂のお宝芸術品はここにあります。

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コメント: 全1件

from: ぐら姐さん

2013年08月16日 13時17分17秒

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サン・チリアコ大聖堂も、ムゼオ・ディオチェザーノもよさそうですねー。
是非とも訪れてみたいです。

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