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from: シニョレッリさん
2013年08月20日 09時09分18秒
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美術館・教会巡り(165) フォリーニョ、サンタ・マリア・インフラポルタス参事会教会
今回は、ウンブリア州フォリーニョにあるサンタ・マリア・インフラポルタス参事会教会です。
サン・ドメニコ広場です。
写真右の教会がサン・ドメニコ教会ですが、既に教会としての機能を停止して、この建物は催し物会場や会議場などに使用されています。
12-15世紀頃までは、この広場辺りが街の中心でしたが、16世紀頃から、街の中心はこの場所から北東400mの共和国広場に移りました。
こちらがサンタ・マリア・インフラポリタス参事会教会です。
これらの写真と撮った時、2013年2月でしたが、フォリーニョの旧市街のあちこちで道路工事が行われていました。この広場も工事中で、柵が邪魔して良い写真が撮れませんでした。
創建が西暦58年のフォリーニョ最古の教会です。
現在の姿は、11世紀から建て替え工事が始まり、14世紀に完成したロマネスク様式のものです。
創建以来、この教会に司教座が置かれました。つまり、フォリーニョ大聖堂と言う訳です。後に司教座はサン・フェリチアーノ教会に移動しましたが、それを機に参事会教会となったのです。
サン・フェリチアーノ大聖堂については、近日中に取り上げる予定です。
この案内板は簡単すぎて、この教会の歴史が分かりません。
三身廊、ロマネスク様式のやや簡素な感じを受ける内部です。
左身廊です。
右側廊を見ています。
小さな礼拝堂です。
この教会は、小規模の修復工事が二度行われましたが、幸いにも、壁のあちこちにフレスコ画の断片が残されています。
Pierantonio Mesastris(帰属)の作品だそうです。
ウンブリアの無名画家によるフレスコ画です。
Pierantonioのフレスコ断片です。
16世紀のウンブリアの無名画家によるフレスコです。
クーポラのフレスコですが、ニコロ・アルンノが描いた可能性があるとの事です。ニコロ(1430-1502)はフォリーニョで生まれ、フォリーニョで没した画家なので、その可能性は十分ありそうですが、画風が少し違う感じがするのですが・・・
これから下のフレスコ画については不明です。
いずれも中々の秀作だと思います。
興味深いフレスコ画で感銘を受けました。
この教会は修道院を併設しており、そのキオストロのフレスコ画が見たかったのですが、入り口が見つかりませんでした。(多分、閉鎖されていたと思います。)
尚、この教会には修道女しかいないようです。-
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ぐら姐、
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