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独断と偏見で楽しむイタリア芸術

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  • from: シニョレッリさん

    2013年08月26日 09時54分18秒

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    美術館・教会巡り(170) フォリーニョ、サン・フェリチアーノ大聖堂

    ユニークな構造が特徴の大聖堂です。

    フォリーニョの街の中心、共和国広場です。左と右に教会が二つあるように見えます。実は、これは一つの教会でファサードが二つあるのです。

    時計台の建物が市庁舎、右端に見えるのが大聖堂の洗礼堂、真ん中の建物はPalazzo della Canonicheです。

    サン・フェリチアーノ大聖堂です。

    創建が1133年、1149年に奉献され、1201年完成のロマネスク・ゴシック様式の教会です。

    グランデ広場に面して建つ、第一ファサードです。1133年から建設が始まり、16世紀に完成しました。実は、現在、見ることが出来る姿は、オリジナルの形を出来るだけ取り入れて、1904年に完成した、修復後のものなのです。
    このモザイク「玉座のキリストと聖フェリチアーノと聖女メッサリーナ、跪く教皇レ13世」は、1904年、ヴァチカンの美術家によって新たに制作されたものです。

    バラ窓が特徴です。
    共和国広場から見た第二ファサードです。

    1201年に工事が着工され、14世紀に完成した第二ファサードです。

    これもオリジナルではなく、1904年に行われた、修復後の姿です。

    第二ファサード入口の左右に置かれている大理石像です。

    扉の木像です。

    こちら側の方が、教会の構造がよく分ります。

    第一ファサード側から聖堂内部に入ります。

    ファサードを見てから、聖堂内部に入ると、雰囲気が違うのに少しびっくりします。
    ジュゼッペ・ピエルマリーニ(1734-1808)の設計によって、18世紀後半に新古典用様式で建て替えられました。オリジナルのロマネスク教会はクリプタのみに残されているだけです。
    単身廊、ラテン十字形の構造です。

    主祭壇です。

    アントニオ・カルチオーニによって、18世紀に造られた主祭壇です。

    主祭壇画は、バルダッサーレ・クローチェの「栄光の聖母子と聖人たち」です。

    クーポラのフレスコ画はアンジェラ・ダ・フォリーニョの制作です。

    主祭壇側から見た内陣です。

    磔刑の礼拝堂です。

    制作者など詳細が不明です。

    説教壇です。

    ニコッロ・アルンノの「磔刑」です。

    フォリーニョの画家エンリコ・バルトロメオ(1815-1901)の「聖母と殉教者たち」です。

    フランスの画家Jean Baptiste Wicarの「キリストの洗礼」(1826)です。

    ジョヴァンニ・バッティスタ・ラッザリーニ(1710-1801)の「聖家族と聖人たち」です。

    ガエターノ・ガンドルフィ(1734-1802)の「フォリーニョを解放した聖フェリチアーノ」です。
    ラッファエッロ・フォリアルディの「栄光の聖母と聖人たち」(1829)です。

    Decio Trabalzaの「聖母子と聖人たち」です。

    フォリーニョの画家Pizzoni Francescoの「荒野の聖フランチェスコ」です。
    現在、聖堂内で見ることが出来る作品は比較的新しいものですが、この聖堂を飾っていたバロック期以前の作品は大聖堂付属博物館とフォリーニョ市立博物館で見ることが出来ます。

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