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独断と偏見で楽しむイタリア芸術

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  • from: シニョレッリさん

    2013年11月18日 10時24分29秒

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    街歩き(37) チッタ・ディ・カステッロ

    チッタ・ディ・カステッロは、トスカーナ州との州境にある、人口約4万人のウンブリア州ペルージャ県のコムーネで、アレッツォ、コルトーナ、サンセポルクロ、モンテルキなどに隣接しています。
    ルカ・シニョレッリ、ラファエロ、ロッソ・フィオレンティーナ、ヴァザーリなどの芸術家が活躍した、ルネサンス期の栄光が今なお濃厚に残っている街です。
    ウンブリア周遊鉄道のペルージャ・サンタ・アンナ駅です。

    今回は、ペルージャから行くことにしました。

    車内はFSのものと殆ど同じ造りです。

    乗車約1時間でチッタ・ディ・カステッロに着きました。
    気動車に乗って来ましたが、この辺は架線があるので、電車も走っているようです。

    チッタ・ディ・カステッロの駅舎です。

    駅を後にして、旧市街に向かいます。

    駅から延びるVia Carlo Liviero

    歩いて5分ほどで城壁に出ます。

    サンタ・マリア門を潜れば旧市街です。門は修復中でした。
    写真右にあるのがサンタ・マリア・マッジョーレ教会です。

    この教会は、既に教会巡りで触れました。

    先ず、市立美術館が開館しているか、確認することにしました。既にHPで確認済ですが、これまでに何度も痛い目にあっているので、実際に行ってみるまで分からないのが実情だと思っています。

    Via Borgo Fariaro
    更に進みます。

    人通りが途絶えています。

    城壁に出ました。城壁沿いの道に市立美術館があります。

    歩行者用の門には名前がないみたいです。

    市立美術館の開館とその時間を確認しました。

    Via Cesare Battisti

    15世紀に建てられたCasa Baldiは、19世紀に行われた修復の結果、歴史ある建物とは思えない外観をしています。

    14世紀に建てられたゴシック様式のサン・ドメニコ教会

    何時も閉まっていて、入ったことがありません。

    Largo Muzi

    この通りの何処かでルカ・シニョレッリが制作に励んだそうです。

    という事でルカ・シニョレッリ通りとなっています。
    時間が無くなってきました。この辺で一旦切ることにしましょう。
    (続く)

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コメント: 全1件

from: シニョレッリさん

2013年11月18日 15時47分11秒

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街歩き(37) チッタ・ディ・カステッロ (続き)

病院です。
歴史的な建物が病院になっている街が多いようですが、機能的に現代医術とマッチするのでしょうか?

裏通りを巡ります。

真昼間の人通りの無さに、お節介ですが、経済活動を杞憂しています。

ドウオーモに向かいます。

犬、猫もいません。

古くから司教座が置かれた、正真正銘のドゥオーモです。
司教区を分区して新たな司教区が出来ることは、元からある司教区の勢力分散・縮小に直結しました。当然、元からいる司教にとっては大幅な収入減となるので、新たな司教区が出来ることは由々しき事態だったのです。中世では、司教が地方行政の担い手であることが普通でしたから、権力と財政の両面で司教区の分区には反対だったのです。

街の中心に向かいます。

広場にやってきました。

歴史的建造物が並んでいます。

流石に人出がありました。

街の中心マッテオッティ広場です。

Palazzo del Podesta

Palazzo Bufalini

二つある時計の意味が分かりませんでした。一つは現時刻ですが、もう一つが分かりません。

Corso Vittorio Emanuele

Piazza Raffaello Sanzioですが、彼の名前が付いている理由が分かりません。

裏通りを通って、もう一度ルカ・シニョレッリ通りに向かいます。

ルカ・シニョレッリの活動の痕跡を探しました。

残念ながらシニョレッリゆかりの建物などは何も見つけることが出来ませんでした。

ぶらぶらと歩きまわりました。

そろそろ、この辺でこの項を終わりにしましょう。

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