新規登録がまだの方

下の[新規登録]ボタンを押してコミュニティに登録してください。

登録がお済みの方はこちら

コミュ二ティポイントのご案内

詳しく見る

独断と偏見で楽しむイタリア芸術

独断と偏見で楽しむイタリア芸術>掲示板

公開 メンバー数:54人

チャットに入る

サークル内の発言を検索する

サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。

閉じる

from: シニョレッリさん

2013年12月24日 16時21分54秒

icon

2013年 傑作10選

2013年に私が鑑賞した作品は恐らく8000点ほどだと思いますが、そのうち、特に印象が強かった10点を挙げることにします。但し、写真不可の作品は除外と

2013年に私が鑑賞した作品は恐らく8000点ほどだと思いますが、そのうち、特に印象が強かった10点を挙げることにします。但し、写真不可の作品は除外としましょう。
(1)コルトーナ、教区博物館
ルカ・シニョレッリの「死せるキリストへの哀悼」(1502)

ここは、お宝美術品ばかりです。

何時見てもいいですね。
ここは写真撮影不可ですが、許可を得て特別に撮ることが出来ました。
(2)カステルフランコ・ヴェネト大聖堂
ジョルジョーネの「玉座の聖母子と聖フランチェスコと聖リベラーレ」(1504c)

大聖堂のコスタンツァ家礼拝堂に作品があります。

絶対に美術館に移して欲しくない作品です。この礼拝堂で見るからこそ、感激がより一層深まるのです。
(3)コネリアーノ大聖堂
チーマ・ダ・コネリアーノの「玉座の聖母子と聖人たち」(1492)

フレスコ画で装飾されたファサードが素晴らしい大聖堂です。

別名コネリアーノの祭壇画とも呼ばれています。
(4)モンテプルチャーノ市立美術館
ミケランジェロ・メリージ通称カラヴァッジョの「シピオーネ・カッファレッリ・ボルゲーゼの肖像」(帰属作品)

展示作品は60点ほどですが、粒揃いです。

カラヴァッジョ巡礼の一環で訪れました。(勿論、ルカ・シニョレッリもお目当てですが)
(5)レカナーティ市立美術館
ロレンツォ・ロットの「受胎告知」(1528)

チェントロの外れにあるので、結構歩きます。

このユニークな「受胎告知」が大好きです。
(6)ロレートの聖なる家の聖堂
メロッツォ・ダ・フォルリの聖マルコ聖具室のフレスコ画(1477-78)

巡礼の地です。

ルカ・シニョレッリではなく、メロッツォを選びました。(これって分かりますか?)
(7)ペルージャのコッレ―ジョ・デル・カンピオ
ペルジーノのフレスコ画(1498-1500)

意外にも目立ちません。

ペルジーノに弟子入りしたばかりのラッファエッロも制作に参加したと言われています。
(8)モンタニャーナ大聖堂
ジョルジョーネの「ユディトとダヴィデ」(帰属作品)

この日は市が立っていました。

ファサードの裏側、入り口の左右に描かれています。

素晴らしい!
(9)アレッツォ大聖堂
ピエロ・デッラ・フランチェスカの「マグダラのマリア」(1460)
ここも見どころが多いですね。

サン・フランチェスコ教会のフレスコ画は撮影禁止なので、こちらを取り上げました。
(10)サロンノの奇蹟の聖母マリア聖堂
ベルナルディーノ・ルイーニのフレスコ画(1520-1532)

ここも傑作ばかりです。

20年ほど前に修復されたので色鮮やかです。
さて、来年はどんな作品に巡り合えるか、今から楽しみです。

  • サークルで活動するには参加が必要です。
    「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
    ※参加を制限しているサークルもあります。

    閉じる

  • 6
  • サークルで活動するには参加が必要です。
    「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
    ※参加を制限しているサークルもあります。

    閉じる

  • 1

icon拍手者リスト

from: シニョレッリさん

2013年12月25日 10時59分39秒

icon

2013年 傑作10選 (その2)

皆さん、メリークリスマス!(イタリア語では何と言うの?)

10作品を選んでしまったので、(その2)があるなんて、と思うでしょうが、この他に感激した作品が幾つもあるので、その中から特に7作品を追加することにしましょう。
追加(1) ミラノ、サン・マウリツィオ教会のフレスコ画

この教会はフレスコ画の宝庫、そして保存状態が良いので一見の価値があります。

ベルナルディーノ・ルイーニと彼の弟子たちなどによる作品が多いです。
中でもCappella Besozziのフレスコ画(1530)が特に良いと思います。

「最後の晩餐」もあります。
レオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」の鑑賞のついでに、ここもどうぞ。(すぐ近くです)

追加(2) フィレンツェ、サンタ・マリア・デル・カルミネ教会ブランカッチ礼拝堂
マザッチョとマゾリーノのフレスコ画

18世紀の火災後、再建されたので新しく見えます。

教会の方からはブランカッチ礼拝堂に行けなくなりました。

これを観ないで、イタリア・ルネサンスを語れませんね。

追加(3) フィレンツェ、オンニッサンティ教会
ドメニコ・ギルランダイオの「最後の晩餐」(1480)

この教会も傑作を多く保有しています。

ドメニコは生涯に3作以上の「最後の晩餐」を描いてますが、これとほぼ同じ図柄のものをサン・マルコ修道院(1486)にも描いています。

追加(4) フィレンツェ、サン・サルヴィ教会
アンドレア・デル・サルトの「最後の晩餐」(1527)

開くことが少ない教会です。

美術館となっている、こちらから中に入ります。

数ある「最後の晩餐」の中で、この作品が最も好きです。

追加(5) オルヴィエート大聖堂
ジェンティーレ・ダ・ファブリアーノの「玉座の聖母子と天使」(1425)

夕日に輝く大聖堂

聖堂内部は有料で写真不可です。でも日曜のミサの時には、地元の人と一緒に無料で入れて写真撮影が可能です。(地元の人が写真を撮っています)

追加(6) ローマ、サンタ・マリア・デル・ポポロ教会 チェラージ礼拝堂
アンニーバレ・カラッチの「聖母被昇天」(1600-01)

ローマに行けば、必ず行きます。

カラヴァッジョの2つの作品で有名な礼拝堂です。

アンニーバレは何故か日本では人気が無いようです。

追加(7) ローマ、サン・ジョヴァンニ・バッティスタ・デイ・フィオレンティーニ聖堂
ミケランジェロの「洗礼者ヨハネ像」

この教会も傑作を沢山保有しています。

この作品はあまり人気が無いようです。(観ている人を見たことがありません)

これで、この項を終わります。

  • サークルで活動するには参加が必要です。
    「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
    ※参加を制限しているサークルもあります。

    閉じる

  • サークルで活動するには参加が必要です。
    「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
    ※参加を制限しているサークルもあります。

    閉じる

  • 1

icon拍手者リスト