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from: シニョレッリさん
2014年06月05日 08時59分10秒
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美術館・教会巡り(291) エステ、サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ聖堂
エステは、人口約1万7千人ほどのヴェネト州パドヴァ県にあるコムーネで、ランゴバルド系貴族のエステ家の名前に由来となったように、14世紀頃まではエステ家の領地でしたが、15世紀になるとヴェネツィア共和国領に編入されました。
FS駅から旧市街に向かう道の先に教会が見えてきました。
教会の横に小さな川が流れています。
サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ聖堂です。煉瓦積みのファサードは古そうに見えますが・・・
この銘板が有難い!
タッデオ・デステ公爵の命によって、1468年に創建され、1470年に完成したゴシック様式の教会が前身です。1479年の奉献だそうです。
時計塔となっている鐘楼は、1827年から1831年にかけて建設されました。
一見古そうに見えるのはファサードだけで、1716年から1744年にかけての拡張の際、バロック様式に改造されました。
御覧のようにファサードは未完成です。
単廊式、バロック様式の聖堂内部です。
この聖堂の見所は、ベルナルド・ファルコーニ(1630-1697)作の聖人たちの彫刻です。
15世紀頃の作品が殆ど見当たりません。
華美な典型的なバロック様式で、エステの街には不似合いに思いました。
主祭壇のパオロ・ヴェネツィアーノ追随者による「聖母子」だけが15世紀の作品です。
ファサード外観と聖堂内部が何処となくアンバランスな感じがしました。-
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にょん太、
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コメント: 全2件
from: にょん太さん
2014年06月05日 15時52分28秒
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シニョレッリさん、初めまして。
エステには何度も行ったことがあり、サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ聖堂にも行きました。
主祭壇画の「聖母子」は、15世紀後半に描かれたもので、Andrea Rizo da Candiaの帰属作品とされています。
ベルナルド・ファルコーニ作とされる彫刻は二つの作品だけだったと思います。その二人の聖人については、全然記憶にありません。他の彫刻家の名前も憶えていません。
この聖堂は、18世紀頃のヴェネツィア派画家の作品があるのですが、当時のヴェネツィア共和国は衰退期にあったせいなのか、画家たちもヴェネツィア派全盛期の栄光とはかけ離れて、冴えず、仰るように見るべきものがありませんね。
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from: シニョレッリさん
2014年06月05日 16時13分18秒
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にょん太さん、コメント有難うございます!
こちらこそ初めまして、宜しくお願い致します。
確かにご指摘の通りです。
恐れ入りました、凄いですね。
美術に関して書いていますが、正直なところ、突っ込んだコメントが頂けない現状が続いていて、私もマンネリに陥り、たいして調べもせずに書いているのが実情です。
これからも色々とご指摘、ご鞭撻をお願いします。
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にょん太、