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from: シニョレッリさん
2014年10月16日 12時56分29秒
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2014年秋の旅 モンタルチーノ
このところ、天気がスッキリしません。晴れたかと思うと、すぐに雲が湧き出し、そのうちに空一面が黒い雲に覆われると、雷が鳴りだし豪雨となります。非常に変わりやすい天気は、にょん太さんに拠れば、アルプスから寒気が南下しているからだそうです。
モンタルチーノは高級ヴィーノの町。前泊がブオンコンヴェントだったので、朝の早い時間に到着したのですが、既にエノテカで試飲を楽しむ観光客が何人も見かけました。
これが5年前でしたら、にょん太さんも私も、おやつの酒が大好きなので、当然エノテカ巡りは大歓迎でしたが、齢を重ねるに従い、めっきり酒に弱くなって、昼食と夕食のヴィーノで手一杯で、とても朝から飲むというわけにはいきません。
日本酒の利き酒では飲みませんが、ヴィーノとなると実際に飲むのは、遺伝的に酒の分解酵素が元々あるヨーロッパ人だからでしょうか。
今回良かったのは、サンタゴスティーノ教会と市立美術館でした。
アシャーノとブオンコンヴェントの市立美術館を見ることができなくて、やや芸術への消化不良が募りつつあった我々にとって、ここが開いていたので救われた思いがしたといっても過言ではありません。
でも、気になったのは、観光客の出足がかなり良かった、それにも拘らず、ここモンタルチーノでも、我々が入館中に他の入館者が全くいなかったことです。帰りににょん太さんが切符売場の女性に聞いたところ、この時期の一日当たりの平均入館者は4,5人だそうです。これでは先行きが心配です。
サンタゴスティーノ教会は、フレスコ画の修復作業をつぶさに見ることができました。修復が終わったところは色鮮やかに蘇って、修復が未着手の部分と対照的で、非常に印象深く感銘を受けました。
要塞に向かった頃には、運よく晴れてくれました。
城壁の上からの景観を楽しみました。
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