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独断と偏見で楽しむイタリア芸術

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  • from: シニョレッリさん

    2014年10月30日 14時08分23秒

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    2014年秋の旅 ドッツァ

    Dozzaは、人口約6400人ほどのエミリア・ロマーニャ州ボローニャ県にあるコムーネです。

    要塞のような造りの旧市街は中世そのものです。

    村の入り口を横から見ると、「要塞のような造り」が良く分かります。

    門が二重になってます。

    この日は深い霧に覆われ、雨が降ったように一面濡れていました。
    写真は村役場で、彩色された壁が写っていますが、これが今のドッツァの象徴というべきものです。

    ムラーレスMuralesと言うのでしょうか、家々の壁に壁画が描かれていますが、この壁画が今のドッツァの象徴となってます。1960年ころに「村おこし」のために発案された壁画運動ですが、毎年コンテストが行われ、その優秀者が描くことになっており、当代の一流画家も参加するなど、今ではかなり権威のある存在だそうです。
    中世の頃に描かれたフレスコ画ならば周囲の雰囲気にマッチして、私は飛びつきますが、描かれた壁画が中世の街並みに浮いているような気がして、気に入りません。

    ドッツァに見どころはやはり、このRoccaでしょう。

    中はMuseoとなっているので、入館しました。

    13世紀に建てられた要塞は、ルネサンスの女傑カテリーナ・スフォルツァによって拡充整備されました。
    ドッツァはイーモラの隣にあり、イーモラ領主だったカテリーナの領地でした。

    要塞内の部屋によってはフレスコ画で装飾されてます。

    Museo内にPinacotecaがありますが、現代画ばかりで失望です。

    意外なことに、洋服とハイヒールの展示がありました。ヴィジェーヴァノの国際靴博物館が有名ですが、ドッツァは靴の産地?

    ドッツァではB&Bに泊まったのですが、Wi-Fiの設備がないことに気付いたのが2日前でキャンセル料が発生するので已む無く予定通り泊まりました。
    写真左にあるのが四つ星ホテルで、ここに泊まれば良かったと思っても後の祭りでした。このホテルで夕食を食べたので猶更悔やまれます。
    ところで、先ほど自宅に戻りました。

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コメント: 全1件

from: cokemomoさん

2014年10月30日 21時17分54秒

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シニョレッリさん、おかえりなさいませー。

関東もだいぶ季節が進んだと感じておられるのではないでしょうか。
毎日こちらを拝見しては、知らない町の数々の景色を楽しんでいました。
男性陣が女性陣に責められている・・・のもおかしくて。

私にはチェルタルドとブオンコンヴェントがとても魅力的でした。とくにチェルタルドはカステッロに泊まってみたいです。
きっといつか訪れることができる日が来ると思います。楽しみです。

それにしても、美術館や教会が開いている時間がどんどんと短くなったり、閉められたりしているのですね。ただでさえ気まぐれな時間に振り回されるイタリアなのに。
うーーむ・・・。どこもかしこも日曜だけのオープンになったら、旅行者はとても困りますよね!



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