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from: シニョレッリさん
2014年11月30日 05時54分01秒
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美術館・教会巡り(343) クーネオ、サンタンブロージョ教会
この通りに面して建っている教会です。
これが今回のサンタンブロージョ教会です。
1210-1230年に建てられたものの、その後、城壁の一部として使用されてしまい、荒廃してしまいました。
1583年、教会の再建が決定され、1599年に完成した建物は非常に小さなものでした。
17世紀末、教会を大きくするために、小さな教会が取り壊され、その上に再建されることになりました。
そうして、1703年に創建され、1743年に完成したバロック様式の建物が現在の姿となってます。
入口扉上の装飾
ファサードの左右に聖人像があります。こちらは「聖アンブロージョ」
「聖ステファノ」
ファサードの柱上の装飾
同上
単廊式、ギリシャ十字形、バロック様式の内部です。
左右の側壁に礼拝堂が設けられています。
左側壁方向
装飾がやや過剰気味の主祭壇です。
主祭壇画はキリストの復活像に遮られてよく見えません。
クーポラのフレスコ画は、Cipriano Beltramelliによって1748-50年に制作されました。
後陣のフレスコ画による装飾の詳しいことが分かりません。
Angelo Carlettiの「聖母子と聖人たち」(1726)
Cipriano Beltramelliの「聖バルトロメオの殉教」
礼拝堂が全部で8つあります。
ファサード裏にオルガンがあります。
オルガン上のフレスコ画の制作者が分かりません。
Antonio Vinajの作品(1874)ですが、主題が分かりません。
Biagio Dalmassoの「聖母の教会への出現」(1872)
礼拝堂の紹介はこの位にしましょう。
忘れていました、こんな礼拝堂もあります。
再建された教会でも、以前の教会を飾っていた古い彫刻やフレスコ画が残されているところが多々あり、そういった所は興味深く拝観できますが、この教会のように古い作品が一つも残されていない所は、正直なところ、興味が削がれてしまいます。
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