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独断と偏見で楽しむイタリア芸術

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  • from: シニョレッリさん

    2014年12月03日 15時29分52秒

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    美術館・教会巡り(344) クーネオ大聖堂

    先ほど、書いていたところ急に消えてしまいました。
    もう一度書く気力がなかなか出ませんが、頑張って再度書くことにします。
    途中で消えてしまっては何もならないので、少しづつアップしながら、やることにします。

    広場の向こうに鐘楼とクーポラが見えますが、大聖堂のものです。

    大聖堂はローマ通りに面して建ってます。

    写真左手前に大聖堂の列柱が見えます。

    コリント式円柱が特徴のクーネオ大聖堂です。

    正式名はCattedrale di Santa Maria del Boscoと言い、クーネオ市単独の司教区の司教座が置かれています。

    教会の歴史は古く、8世紀頃、サン・ベネデット会の修道院が設けられましたが、それが前身とされてます。

    教会は徐々に拡大され、15世紀頃にほぼ現在の大きさになったとされてます。
    ところが、17世紀になると建物が荒廃が進み、部分的に崩壊したので、取り壊して建て替えることになりました。
    そうして17世紀後半に創建され、1860年に完成した新古典様式の建物が現在の大聖堂の姿となっています。

    両隣の建物と一体化した構造になってます。

    ファサード前の柱廊も周りと一体化しています。


    ファサードの左右に聖人像が置かれています。こちらは「聖マッテオ像」

    「聖アンドレ(アンドレア)像」

    入口扉上の装飾

    三廊式、ラテン十字形、バロック様式の内部です。

    身廊中央から見た右側廊方向です。
    側廊の身廊側半分に信者席が設けられています。

    左側廊方向

    クーポラは1835年に完成しました。

    クーポラのフレスコ画はGiuseppe Toselliによって19世紀中ごろに制作されました。

    ドメニコ・グイドボーノの「聖母子とSanta Zita」

    この礼拝堂が見どころとされています。

    礼拝堂祭壇を飾る、アンドレア・ポッツォの「聖母子と聖人たち」

    豪華な礼拝堂です。

    装飾が非常に多いのですが、新しいものばかりで紹介する気になれません。

    主祭壇前から見た入口方向です。
    (終わり)

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