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独断と偏見で楽しむイタリア芸術

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  • from: シニョレッリさん

    2015年02月10日 10時01分12秒

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    美術館・教会巡り(367) ロヴィーゴ、サンティ・フランチェスコ・エ・ジュスティーナ教会


    教会はガリバルディ広場に面して建ってます。

    1195年に創建され、1206年の記録に教会の存在が記されています。
    1297年から1300年にかけてゴシック様式で再建されました。

    その後、15-17世紀に改造・増築されました。

    現在の教会の姿は、1827年から1837年に再建されたものです。奉献は1837年に行われました。

    変形単廊式、ラテン十字形、新古典様式の内部です。

    左右の側壁に礼拝堂が設けられています。各礼拝堂は柱廊で結ばれています。

    左側壁方向

    装飾が抑制された地味な天井です。

    祭壇に向かいました。

    祭壇と後陣は立ち入りが禁止されていました。

    後陣の立ち入りが禁止されているので、祭壇画が良く見えませんが、ジロラモ・ダ・カルピの「栄光の聖母子と聖人たち」(1506-07)です。

    14世紀初めに描かれたフレスコ画が残されています。

    残されているのは僅かな断片だけです。

    何が描かれていたのか、全く分からないほどです。
    では、他の祭壇画を紹介することにしましょう。

    Maestro dei 12 Apostoliの「キリストの洗礼」(1542)

    ドメニコ・パネッティの「玉座の聖母子と聖アンドレアと聖ピエトロ」(1505)

    ジョヴァンニ・マリア・モルライテル(Venezia 1699-1781)の「聖ロレンツォ像」
    ピエトロ・アントニオ・ノヴェッリの「教会への出現」(1759)

    ジロラモ・ダ・カルピの「聖霊降臨」と「聖痕を受ける聖フランチェスコ」
    「聖霊降臨」

    これは分かりません。

    17世紀後半のヴェネツィア派画家の「聖ジュゼッペ」

    ジョヴァンニ・ファゾラートの「パドヴァの聖アントニオ」(1691)

    トゥッリオ・ロンバルドの「ピエタ」(1526)
    この「ピエタ」は有名な彫刻です。

    オルガンと聖歌隊席はファサード裏にあります。

    外に出ました。

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