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from: シニョレッリさん
2015年07月14日 10時05分40秒
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町歩き(99) アシャーノ
アシャーノ Ascianoは、人口約6800人のトスカーナ州シエナ県にあるコムーネです。
アシャーノに行くには、シエナまたはキウージからFS利用が便利です。キウージから乗車50分、シエナから30分で着きます。
駅舎です。
駅名ですが、数年前までは単にアシャーノでしたが、Asciano-Monte Oliveto Maggioreとなりました。
モンテ・オリヴェート・マッジョーレ修道院の最寄り駅であることには間違いないですが、修道院はこの駅から10㎞ほど離れています。
宿泊したB&Bのオーナーに拠れば、修道院に行くために、早合点してこの駅で下車してしまって、途方に暮れる観光客が後を絶たないとか。
バスもないし、タクシーも常駐してません。徒歩で行くとなると、往復5時間弱かかります。
先ず、この日のお宿B&Bに向かいました。小さな町なので、ホテルがありません。
アシャーノに来た目的は、小さいながらも珠玉の作品を誇るMuseo Civicoとモンテ・オリヴェート修道院に行くことでした。
丘上に建つサン・フランチェスコ教会が見えました。
右に折れれば、オリヴェート修道院に行くことが出来ます。
2007年、この道を徒歩で修道院に行ったことがあります。あの時はまだ若かった、今はとても歩けません。
駅からチェントロまで徒歩5,6分ほどです。
もう直ぐです。
サンタガタ聖堂の鐘楼が見えてきました。
教会の手前に城壁があります。この辺は取り壊されて、城壁は殆ど残されていません。
城壁の向かいにある戦没者慰霊碑です。
チェントロに入りました。
必訪のサンタガタ聖堂です。
聖堂の拝観は後回しにして、取り敢えずB&Bに向かいました。
大きく重い荷物があっては身動きできません。
(つづく)
コメント: 全12件
from: シニョレッリさん
2015年07月21日 10時03分13秒
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町歩き(99) アシャーノ (その7 最終回)
結局、美術館、博物館、ローマ遺跡の3つとも開いていませんでした。
実は、こんなこともあろうかと思って、日本を発つ前にアシャーノの町役場にイタリア語でメールで問い合わせをしました。
ある程度予想してましたが、返事がありませんでした。何せイタリアなので、この辺は仕方がないところです。
イタリアの名誉のために書いておきますが、親切な返事をくれる自治体の方が多いです。メールに対して無視を決め込むのは、3分1以下です。
さて、ブログに避けて通れない、写真に人物の映り込みの話を少ししましょう。
写真右端の男性ですが、サングラスをかけていて全体から見れば小さな人物像になっているので、顔までは判別できないだろうと思って掲載しました。
しかし、見る人が見れば、この人物が誰か特定できると思います。肖像権の侵害だと言われれば、その通りと答えるよりありません。
やはり顔は個人情報の際たるものなので、顔の部分にぼかしを入れるなり、塗りつぶすのが良いんでしょうね。
サン・フランチェスコ教会に行くために一旦城壁外に出ました。
この道の先に駅があります。
右折して細い道に入り、300mほどで教会前に出ます。
サン・フランチェスコ教会です。ここも楽しみでしたが閉まっていました。
以前、来た時はルネッタ上のフレスコ画がかなり残っていました。
中に14世紀のシエナ派画家のフレスコ画とテンペラ画があります。
旧修道院だった建物は民家になってます。
教会資産が民家になったプロセスに興味がありますが、誰も教えてくれません。
鐘楼
今でも現役の教会ですが、土曜日の夕べのミサだけに開くようです。
キオストロ
サン・フランチェスコ教会は高台にあります。この鐘楼はサンタガタ参事会教会のものです。
道を下ってサン・ドメニコ教会に向かいました。
駅横の踏切を越えました。イタリアでは、車は踏切で一旦停車しません。
ここも閉まっていました。
見たいところの殆どが閉まっていたアシャーノでした。
(おわり)
from: シニョレッリさん
2015年07月21日 09時24分10秒
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ぐら姐さん、
イタリアよりも日本の方が「お上に弱い」と思います。
はっきりものを言う人々は貴重な存在です。それを疎むのであれば、組織は疲弊します。
マスコミを賑わせているT社の問題もその一環でしょうね。
ところで、今朝のメンテナンス以降、このサイトが重くなりましたね。待機中の印がぐるぐる回ってます。
from: ぐら姐さん
2015年07月20日 19時36分02秒
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シニョレッリさん、
お上、と聞いて、
一昨年DVDで観たイタリア映画
「フォンターナ広場 イタリアの陰謀」を思い浮かべました。
政府や検察の中で、皆お上に逆らえないのです。
お上が事実を隠し、捏造した情報について
誰も真実を述べようとはせず。
映画の中ではそれと闘う人々もいましたが。
だけど、日本でも、同じような状態は私の周りにもあって
はっきりとものを言う私は、管理職から疎まれます。
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from: シニョレッリさん
2015年07月20日 09時43分02秒
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町歩き(99) アシャーノ (その6)
この時ですが、二度目のアシャーノになりました。
今後ともモンテ・オリヴェート・マッジョーレ修道院に行く可能性が高そうなので、その際、この町に再び訪れそうです。
レンタカーなどで修道院に行くのは簡単ですが、公共交通機関で行くのは不便です。
この町から修道院へタクシーで往復するのが、料金的にも有利そうです。
タクシーと言っても白タクみたいな車がきますけど。
ここも一応見どころの一つです。
新しい建物に見える外観ですが、14-15世紀に建てられたそうです。
修道院のキオストロです。
古井戸
ここを通り抜けてローマ時代の遺跡に向かいました。
写真左がローマ時代の遺跡です。
ここも閉まっていました。モザイクが有名です。
この写真の突き当りが遺跡の入り口になります。
この辺は古い建物ばかりです。
写真右奥の建物も見どころの一つです。
予想通り?閉まっていました。
HPでは、月曜日が休館で毎週火曜日から日曜日開館と出てますが、開館は土日だけですね。
Museoとなっている建物の全景です。
(つづく)
from: シニョレッリさん
2015年07月20日 08時49分29秒
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ぐら姐さん、
私は密かに「イタリア人はお上に弱い」と思ってます。
FSは旧国鉄だから、お上です。観光案内所の職員も自治体のお役人、お上です。美術館や博物館の殆どが公立ですから、それらの職員は公務員、お上なんです。
お上に逆らわない、だから、不都合にも寛容で耐えているのだ、と思ってます。
ところが、路上や店では、民間同士、だからやりあうのです。
from: ぐら姐さん
2015年07月19日 17時59分20秒
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シニョレッリさん、
イタリア人て、短気なのか、我慢強いのか分かりませんね。
路上や店の中で大声でやりあっているかと思うと、
客を目の前にしての長電話や、列車の遅れには、
ものすごく寛容というか、ひたすら耐えている…
昨年行ったピエンツァのインフォのシニョーラも
明らかに私用の長電話なのに不満顔をしたのは私たち日本人二人でした。
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from: シニョレッリさん
2015年07月19日 09時35分20秒
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町歩き(99) アシャーノ (その5)
帰国してから暫く涼しくて、助かりましたが、台風が去って暑くなってきたので、イタリアの酷暑が思い出されます。
関東地方の多いところで300㎜とか、150㎜とか天気予報で言ってましたが、私のすんでいる所は3日間で降水量が僅か1.5㎜でした。
慌てて庭の水撒きをしました。
古そうな家並みが続きます。
サン・フランチェスコ教会に行くことに。
一旦、駅の方に戻る必要があります。
「聖母子」のタベルナコロ
Municipioが見えてきました。
アシャーノには観光案内所がありません。市立美術館の開館時間の確認と地図を貰いために窓口に行きました。
窓口の係員は、町民へのサービスよりも私用電話の方が優先順位が高いようでした。イタリア人って、忍耐強いですね。私用電話でかなりの時間待たされても文句や愚痴が一つも出ませんから。
我々は待たされた挙句に、「その関係の係員は向かいの建物にいる」と言われました。これがその建物。
街中で結構やりあっているイタリア人をよく目にしますが、列車の遅れや役所の私用優先などには文句を言いませんね。
同じ道を通るのはつまらないので、違う道に出ました。
地図を貰ったので、迷うことはありません。
通りの表示が少ないので、地図があっても、余り用をなしません。
(つづく)
from: シニョレッリさん
2015年07月17日 15時56分57秒
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町歩き(99) アシャーノ (その4)
最も賑わいを見せるマッテオッティ通りです。
右側に教会がありました。
15世紀のフレスコ画が残るサン・ベルナルディーノ教会は閉まっていました。
日中は人通りが多くないようでした。
「市の塔」が見えてきました。
時計の表示が違っていました。
塔の下に水飲み場と水汲み場があります。
市の塔を通り過ぎてすぐの所に教会があります。
サンタゴスティーノ教会です。
中は展示場になっていました。
古いフレスコ画があります。
教会前の道から右に折れました。
この道を進みました。
少し歩くと宮に道幅が広くなりました。
広場に出ました。
この広場が町の行政の中心です。
Palazzo Pretorioです。
プレトリオ館の壁に紋章が幾つかあります。
(つづく)
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ぐら姐、
from: シニョレッリさん
2015年07月16日 09時47分28秒
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町歩き(99) アシャーノ (その3)
城壁外を少し歩きましたが、見どころが無さそうでした。
ということで、城壁内に戻ることに。
フィレンツェ門から城壁内に戻りました。
この辺の建物は、15-16世紀に建てられたものが中心になっているそうです。
城壁沿いの道を北に向かって進みました。
城壁が低いところから見た城壁外の雑木林です。
城壁の砦だった所が住居になってます。このような場所の所有関係に興味があります。砦の兵士だった子孫でしょうか?
サンタガタ聖堂を目指しました。
こんな狭い道に車が入ってきました。行き止まりかと思ったら、何と何とバックミラーを畳み、何度も切り替えして左折して消えて行きました。呆気にとられました。凄腕の運転術にビックリ。
ここは流石に車が通るのは無理そうです。
サンタガタ聖堂に再びやってきました。
拝観しました。
聖堂は、この町の見どころの一つです。
因みに上2つのフレスコ画は、シエナ派の巨匠ソドマの作品です。
聖堂は階段を上った所にあります。聖堂のファサード前から下を撮った写真です。
サンタガタ聖堂の横にOratorioがあります。
聖堂とオラトリオの位置関係は、この写真でお分かりになると思います。
オラトリオの天井ルネッタに古いフレスコ画が残されています。
(つづく)
from: シニョレッリさん
2015年07月15日 10時11分34秒
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町歩き(99) アシャーノ (その2)
予約していたB&Bを探すのに苦労しました。
この通りはVia○○の表示がなく、番地表示されている建物が少ない上に、B&Bの表示が名刺大の大きさで目に付きませんでした。
イタリア語が堪能なにょん太さんがいたので、道を聞くなどが出来て何とか辿り着くことが出来ました。
小さな町や村のB&Bは私にとって鬼門のようです。幾つかのトラブルに懲りて、少し大きな街のホテルが無難と考えて、今後、B&Bの予約をしないつもりです。
先ずMuseo Civicoに向かいました。
チェントロを東西に貫くCorso Matteottiです。
13世紀に建てられ、14世紀初頭からBandinelli家の邸宅となったPalazzo CorboliがMuseoになってます。
ガーン! 一抹の不安が現実になりました。
これをアップするに当たって、MuseoのHPをチェックしたのですが、我々が訪れる前に調べた開館日時と同じでした。
即ち、3月から10月までは火曜から日曜開館、11月から2月まで金曜から日曜開館
ところが、我々が行ったのは2014年10月でしたが、入館者が少ないので費用節減のため日曜日だけの開館となってました。
だったら、HPを更新してよね!!!
行ってみるまで分からない、行ってみて初めて分かる。
ガックリしました。
何時も同じような事ばかり書いている気がします。「行ったら休館」だったと。
チェントロ西端の門です。
雪の日の写真ですね。
門を潜って城壁外に出ました。
特に見るべきところがなさそうでした。
教会巡りだけでは時間が余りそうでした。
城壁です。
(つづく)
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ぐら姐、
from: nasakuraさん
2015年07月22日 23時40分01秒
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町歩き(99) アシャーノ (その6)
修道院の古井戸と置かれた花がしっくりして素敵です。
よく見ると、木の扉にも植木鉢が均等にありますね。
こういうイタリア人のちょっとした美的センスにほれぼれします。
日常的に美しいもの(美術品含む)を見慣れているから、
美意識も当然ながら高くなりますよね。
この写真、とても気に入りました。
町歩き(99) アシャーノ (その7 最終回)
>見たいところの殆どが閉まっていたアシャーノでした。
(おわり)
「どんまい!」
‥古典的な励ましの言葉をおくらせていただきます。
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