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from: シニョレッリさん
2015年08月20日 15時27分08秒
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美術館・教会巡り(413) エンポーリ、サンタンドーレア参事会教会美術館
エンポーリのサンタンドーレア参事会教会美術館は、2012年11月15日に美術館・教会巡り(31)としてアップしました。
当時、美術館内は写真撮影がNGだったので、紹介させて頂いた作品数に限度がありましたが、昨年初夏に国立博物館や国立美術館の写真撮影解禁に合わせて、この美術館も写真OK(但し、ノーフラッシュ)となり、展示作品全点の写真を撮ったので、ここで改めて紹介させて頂く次第です。
Piazzetta della Proposituraです。
広場に面して教会が建ってます。
地元の人たちがドゥオーモと呼んでるサンタンドーレア参事会教会です。
窓がある所が参事会教会付属美術館です。
美術館の入り口です。
ベネデット・ブリオーニ工房による「玉座の聖母子と聖アンセルモと聖ドメニコと聖フランチェスコとマグダラのマリア」(テラコッタ、16世紀前半)
ヴィンチェンツォ・ラーミ(1807‐1892)の「聖フィロメーナ」(1835)
ニッコロ・ディ・ピエトロ・ジェリーニの「聖母子と四聖人の三幅祭壇画」
サンタンドーレア参事会教会の祭壇を飾っていた傑作です。
中央パネルの「聖母子」
向かって左のパネルは「聖アントニオ・アバーテと洗礼者ヨハネ」
向かって右のパネルは「聖グレゴリオ・マーニョと聖レオナルド」
向かって左部分の裾絵
中央の裾絵
向かって右の裾絵
14世紀のピストイアの無名画家(Maestro del 1366)による「聖母子と四聖人の多翼祭壇画」
中央パネルの「聖母子」
向かって左から「聖フランチェスコ」と「洗礼者ヨハネ」
向かって右から「聖アントニオ・アバーテ」「聖アンデレ」
アーニョロ・ガッディの「聖母子と四聖人の三幅祭壇画」
中央パネルの「聖母子」
向かって左から「聖アントニオ・アバーテとアレッサンドリアの聖カテリーナ」
向かって右は「聖ジローラモと洗礼者ヨハネ」
裾絵
アンブロージョ・ディ・バルデーゼ(フィレンツェ1352‐1429)の「授乳する聖母」
(つづく)
コメント: 全5件
from: シニョレッリさん
2015年08月30日 14時26分08秒
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美術館・教会巡り(413) エンポーリ、サンタンドーレア参事会教会美術館 (その5)
ラッファエッロ・ボッティチーニの「聖ジローラモ」
参事会教会にあった作品です。
ラッファエッロ・ボッティチーニの「聖セバスティアーノ」
これも参事会教会にありました。
フランチェスコ・ボッティチーニの「受胎告知」
サンタンドーレア参事会教会にありました。
ラッファエッロ・ボッティチーニの「聖アンドレア」(帰属)
サンタンドーレア参事会教会にあった作品です。
ラッファエッロ・ボッティチーニの「洗礼者ヨハネ」(帰属)
参事会教会にありました。
16世紀初頭のフィレンツェ派画家による「バーリの聖二コラを崇拝する修道女」
16世紀のヴェネツィア派画家による「聖母子」
16世紀初頭のトスカーナの画家による「ヴェロニカ」
ラッファエッロ・ボッティチーニの「祭壇画の裾絵」(1520)
サンタンドーレア参事会教会にあったそうですが、裾絵だけ残ったのは何故?
その裾絵の向かって左は「キリストとサマリア女」
中央の「寺院からの商人たちの追放」
向かって右の「キリストのエルサレム入城」
フランチェスコ・ボッティチーニの「磔刑のキリストを悼む信者たち」
サンタンドーレア参事会教会にあったものです。
16世紀初頭のフィレンツェ派画家に拠る作品です。この作品の意味が分かりません。KKK団のような恰好です。
サンタンドーレア参事会教会にありました。
フランチェスコ・ボッティチーニの「音楽天使たち」
リッチ家の紋章(15世紀)
参事会教会にありました。
15世紀の紋章ですが、何処の家の紋章なのか、今となっては不明だそうです。
参事会教会にありました。
マゾリーノの「ピエタのキリスト」
サンタンドーレア参事会教会の洗礼堂にあったものです。
この美術館で1点選ぶとすれば、この作品になります。
(つづく)
from: シニョレッリさん
2015年08月29日 09時10分43秒
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美術館・教会巡り(413) エンポーリ、サンタンドーレア参事会教会美術館 (その4)
フラ・パオリーノ・ダ・ピストイアの「聖母被昇天と聖ステファノとマグダラのマリアと聖バルバラと聖オノフリオ」
参事会教会にあったものです。
コジモ・ガンベルッチ(フィレンツェ1562‐1621)の「聖母被昇天」(1600-20c)
これもサンタンドーレア参事会教会にあった作品です。
ヤコポ・キメンティ・ダ・エンポーリの「聖トッマーゾの不信」(1602)
参事会教会にあったものです。ヤコポ・キメンティは地元エンポーリ出身の画家で、16世紀後半から17世紀初頭にかけてフィレンツェなどトスカーナ各地で活躍した巨匠です。その実力は、残念ながら日本では殆ど評価されてません。
17世紀前半のトスカーナの無名画家に拠る「聖母とキリストの物語」
サンタンドーレア参事会教会にあった作品です。
全部で15場面あります。
「十字架を担ぐキリスト」
「荊刑のキリスト」
「キリストの鞭打ち」
「キリストの昇天」
「キリストの復活」
この位にしておきましょう。
ピア・フランチェスコ・フィオレンティーノ(1474‐1497活動記録)の「聖母子」
コジモ・ロッセッリの「聖家族と聖ジョヴァンニーノ」(帰属)
スオール・プラウティッラ・ネッリ(1523‐1588)の「アレッサンドリアの聖カテリーナの神秘な結婚」(帰属)
ピア・フランチェスコ・フィオレンティーノの「玉座の聖母子と四聖人」(1475c)
参事会教会の祭壇を飾っていた作品です。
ジョヴァンニ・アントニオ・ソリアーニ(1492‐1544)の「玉座の聖ビアージョ」
サンタンドーレア参事会教会にあった作品です。
「玉座の聖ビアージョ」の部分
裾絵の「苦難の聖ビアージョ」
「聖ビアージョの殉教」(裾絵)
ヤコポ・ディ・アルカンジェロ(1442c-1492)の「聖母子と聖二コラと聖ピエトロ・マルティ―レ」(帰属作品)
ヤコポ・ディ・アルカンジェロの「幼きキリストへの崇拝」
アントニオ・ロッセッリ—ノとフランチェスコ・ボッティチーニの2人による「聖セバスティアーノのタベルナコロ」(1475‐80c)
大作です。(参事会教会にあったものです)
中央の「聖セバスティアーノ像」
「2大天使と寄進者」(向かって左部分)
こちらは向かって右の部分です。
「聖セバスティアーノの殉教」に関する裾絵です。
「聖セバスティアーノへの死刑判決」
「聖セバスティアーノの殉教」
誰の殉教でしょうか。(同じ裾絵)
(つづく)
from: シニョレッリさん
2015年08月23日 14時53分31秒
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美術館・教会巡り(413) エンポーリ、サンタンドーレア参事会教会美術館 (その3)
Maestro di Signa(15世紀に活動)の「聖ロレンツォと聖ドッニーノ」
これは三幅祭壇画の一部のように思います。
Maestro di Signaの「聖ピエトロと聖パオロ」
前の「聖ロレンツォと聖ドッニーノ」と同じ祭壇画の一部のように思います。
Maestro di Signaの「大天使ラッファエーレ」
Maestro di Signaの「玉座の聖母子と2天使」
Maestro di Signaの「聖アンサーノと聖アポッロニア」
ロゼッロ・ディ・ヤコポ・フランキの追随者による「ウミルタの聖母」
ロレンツォ・モナコの「玉座の聖母子と四聖人の三幅祭壇画」
中央の「玉座の聖母子」
向かって左の「福音書記者聖ヨハネとアレッサンドリアの聖カテリーナ」
向かって右の「洗礼者ヨハネと聖アゴスティーノ」
フィリッポ・リッピの「聖母子と聖人たちと天使たち」
ロレンツォ・モナコの「ウミルタの聖母と四聖人の三幅祭壇画」
中央の「ウミルタの聖母」
向かって左の「聖ドッニーノと洗礼者ヨハネ」
向かって右の「聖ピエトロと聖アントニオ・アバーテ」
Maestro di Borgo alla Collina(15世紀前半に活動)の「洗礼者ヨハネと聖アントニオ・アバーテ」
Maestro di Borgo alla Collinaの「聖イーヴォと聖ラッザーロ」
ビッチ・ディ・ロレンツォの「サン・レオナルド礼拝堂の祭壇画」(1423)
サンタンドーレア参事会教会にあったものです。パネルの欠落があるのが残念です。
恐らく中央パネルであったと思われる「玉座の聖母子と寄進者」
恐らく向かって右のパネルであったと思われる「福音書記者聖ヨハネと聖レオナルド」
フランチェスコ・ボッティチーニとラッファエッロ・ボッティチーニの二人による「サクラメントのタベルナコロ」(1484‐1504)
これもサンタンドーレア参事会教会にあったものですが、中央パネルが欠落してます。
「聖アンドレア」
向かって右の「洗礼者ヨハネ」
裾絵
裾絵の「最後の晩餐」
こうして観てくると、サンタンドーレア参事会教会は傑作ばかりだったことが分かります。
(つづく)
from: シニョレッリさん
2015年08月22日 15時06分35秒
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美術館・教会巡り(413) エンポーリ、サンタンドーレア参事会教会美術館 (その2)
ロレンツォ・ディ・ビッチの「チントラの聖母被昇天と聖トッマーゾ」
聖母が玉座から浮いているように見えるので、聖母被昇天と分かります。
ロレンツォ・ディ・ビッチの「磔刑」(1399)
15世紀初頭のフィレンツェ派の画家による「聖十字架の奇跡」です。
「聖十字架の奇跡」
「聖十字架の奇跡」
ニッコロ・ディ・ピエトロ・ジェリーニの「聖マルタと聖ステファノと聖ザノービ」
ニッコロ・ディ・ピエトロ・ジェリーニの「聖ルドヴィーコと聖ウルスラと聖ジローラモ」
ニッコロ・ディ・ピエトロ・ジェリーニとロレンツォ・ディ・ニッコロ・ディ・マルティーノの「最後の晩餐」
上記二人の画家に拠る「キリストの逮捕」
同「死せるキリストへの哀悼」
15世紀初頭のフィレンツェ派画家に拠る「聖母と福音書記者聖ヨハネ」
マリオット・ディ・ナルドの「聖母子」(1393)
ガラス板で光って良く見えなので、少し横から撮りました。
チェンニ・ディ・フランチェスコの「アレッサンドリアの聖カテリーナと聖ルチアと聖人(特定できないようです)」
チェンニ・ディ・フランチェスコの「聖アントニオ・アバーテと聖マルティーノ・ヴェスコーヴォと聖オノフリオ」
この美術館は写真撮影解禁に備えて作品をガラス板で仕切るようにしました。その結果、ガラスが光って良く見えなくなりました。
フランチェスコ・ディ・ヴァルダムブリーノ(1401‐1435記録)の「聖ステファノ」
ロゼッロ・ディ・ヤコポ・フランキ(1377c-1456)の「玉座の聖母子と四聖人」
中央パネルの「玉座の聖母子」
向かって左は「聖セバスティアーノと洗礼者ヨハネ」
向かって右パネルは「福音書記者聖ヨハネと聖ドミティッラ」
(つづく)
from: シニョレッリさん
2015年09月05日 08時49分04秒
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美術館・教会巡り(413) エンポーリ、サンタンドーレア参事会教会美術館 (その6 最終回)
16世紀初頭のフィレンツェ派画家による「授乳の聖母」
18世紀のトスカーナの工芸家に拠る作品
14世紀のフィレンツェ派画家によるフレスコ画断片
14世紀から16世紀に使用されたサンタンドーレア参事会教会の聖水盤
16世紀のフィレンツェ派画家による「二聖人」
サンタンドーレア参事会教会の洗礼堂にありました。
ベルナルド・ロッセッリーノ(1409‐1464)の「聖ピエトロとシノピエ」(1447)
フラ・パオリーノ・ダ・ピストイアの「聖母子」(1530c)
ゲラルド・ディ・ヤコポ通称ロ・スタルニーナ(1386‐1413活動記録)の「聖アンドレア」(1409c)
ロムアルド・ディ・カンデーリとネーリ・ディ・ビッチの「マグダラのマリア」(1455)
フィレンツェの工芸家による「聖母子」(15世紀前半)サンタンドーレア参事会教会にあった作品です。
ジュゼッペ・カンティーニ・ダ・ビッビエーナの「聖ロッコ」(1757)
ジョヴァンニ・バンディーニ(1540c-1599)の「聖女」(1580c)
サンタンドーレア参事会教会にあった作品です。
ミーノ・ダ・フィエゾレ(フィエゾレ1429‐1484)の「聖母子」(1470c)
参事会教会にありました。
フィレンツェの工芸家による「聖母子」(15世紀前半)
ジョヴァンニ・ピサーノの「聖母子」(1280c)
これは傑作です。サンタンドーレア参事会教会にありました。
フィレンツェ派の工芸家による「予言者」(17世紀前半)
参事会教会にあった作品です。
トスカーナの工芸家による「戦士」(1492‐1502)
参事会教会にあった作品です。
外に出ました。
(おわり)
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